NitAlプラットフォームで初めてPCI Express IP認証を獲得

2005年05月26日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コーポレー ト・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター)は本日、NitAl PExBuilder-X254プラットフォームでPCI Express規格の認証を得た最初のサードパーティIP(Intellectual Property)ベンダーとなったことを発表しました。徹底した相互運用テストと検証を含む認証テストは、2005年2月のPCI-SIG Compliance Workshopで行われました。今回のPCI Express準拠により、設計者はPCI Express規格をサポートする高性能なコンピューティング、ストレージ、通信システムを迅速に設計できるようになります。

「我々の目標は、タイム・トゥ・マーケットを短縮する高品質な開発プラットフォームを構築することです。」NitAlの社長、Nitin Saragdhar氏はこのように述べています。「メンターは弊社のPExBuilder X254テクノロジに設計をスムーズにポーティングし、独立して認証を獲得しました。このことは我々が設計エンジニアに対して安定したPCI Express開発環境を提供できる、ということの証です。」

NitAl PExBuilderハードウェア・アダプタはXilinx Virtex-II Pro FPGAをベースに構築されており、PCI Expressベースの設計に対する総合的な開発およびプロトタイピング環境を提供するものです。PExBuilder-X254製品は、高性能 Virtex-II Pro (2VP40)デバイスに基づいたハードウェア評価ボードと、2 x4レーンPCIExpressインタフェース、4MB SRAM、256MBオプションDRAMならびに119ピンのユーザーIOコネクタを含む豊富な機能で構成されています。同プラットフォームは標準PCI Expressアップストリーム&ダウンストリーム・コネクタをサポートしています。これによりエンドユーザーはPCI Expressエンドポイント/スイッチ・アプリケーションを、マザーボード、アダプタ等の他の業界標準PCI Expressハードウェアや、NitAlのPCI Express X4ホスト・エミュレータ・デバイス・エクササイザ/アナライザと組み合わせて開発、検証できるようになります。

PCI Expressアーキテクチャに基づいたメンターのIPコアはPCI Express標準に完全準拠しており、開発リスクを最小化し全体のシステム・コストを低減する最高品質のIPを提供します。その結果、設計エンジニアは 設計の差別化に専念し、開発期間を短縮することができ、柔軟性の高い、再利用可能な、低コストIPブロックを使って革新的なエレクトロニクス・システムを 開発できます。PCI Express規格への準拠は、メンターのXilinxとの長期にわたる関係により可能となりました。

「NitAlのPExBuilder-X254は、Xilinxの技術とメンターIPの互換性を確認する理想的な環境となりました。」メンターのIP Division、Director of Engineering、Jimmy Awanはこのように述べています。「安定した、高品質なハードウェア環境を利用できたことは1回で準拠テストにパスできたことの大きな理由です。」

「メンターがXilinxのVirtex II Proプラットフォームを使って認証を達成したことを非常に嬉しく思っています。」XilinxのIP Solutions、Director of EngineeringのMike Frazier氏はこのように語っています。「メンターIPソリューションの幅広い品揃え、またXilinxベースの製品を構築した実績により、短期間に 開発に成功できるという安心感はお客様にとって大きな利点です。」

メンターのPCI Express向けIPソリューション
メンターの合成可能なコアはPCI Express仕様を柔軟に構成変更可能なブロックとして提供し、これにはトランザクション・レイヤ、データリンク・レイヤ、MAC(Media Access Controller)機能から、PHY interface for the PCI Express(PIPE)までが含まれています。コアにはASI仕様のL1ならびにL2機能も実装することができ、さらなる柔軟性を実現できます。ま た、ブート時の選択によりルートまたはエンドポイントとしての動作を選択するオプションもあります。

メンターのPCI Express向けIPコアは、ECRC(End-to-End Cyclic Redundancy Check)、AER(Advanced Error Reporting)、ホットプラグ、電源管理、クロスリンク、レーン反転、MSI(Message Signal Interrupt)、カットスルーを含む豊富な機能をハードウェアで実現しています。これをもとに設計者は、レーン、仮想チャネル、トラフィック・クラ スの数等を変更することができます。また、各チャネルとDLL(Data Link Layer)リトライごとに構成変更可能なバッファ・リソースも提供しています。

メンター・グラフィックスが提供するシリコンで実証済みの、標準ベースのIPライブラリ
メンター・グラフィックスは業界をリードする各種標準ベースのIPコアを提供しており、厳しいテストおよび 検証により、業界で最も高い信頼性設計チームに提供します。(2005年4月5日付けプレスリリース「Mentor Graphics PCI IP Solution Passes PCI Express Compliance Tests」をご覧下さい)メンター・グラフィックスのIPポートフォリオには通信インタフェース、マイクロコントローラ等シンプルなSoC設計用ブロッ クから、Ethernet、USB、ストレージおよびPCI Expressアプリケーション向けまで幅広い製品が含まれています。メンターのIP製品についての詳細は、www.mentor.com/products/ipを ご覧ください。




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