米連邦控訴裁判所、特許訴訟で
メンター・グラフィックスの勝訴を全会一致で支持

2017年03月24日

<<英文報道発表抄訳>>

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、シノプシス(本社: 米国カリフォルニア州)がメンター・グラフィックスの開発したエミュレーション特許技術(米国特許番号6,240,376)を侵害したとする下級裁判所の判決を米連邦巡回控訴裁判所(以下控訴裁)の審査団が先例判決として全会一致で支持したことを発表しました。控訴裁はまた、特許侵害製品の販売を禁じる恒久的差し止め命令も支持しました。

控訴裁は、利益損失に対して3,600万ドルを超える損害賠償を認めた下級裁判所の判決を支持し、さらに同特許の故意の侵害に対してメンター・グラフィックスは3倍の賠償額を請求することも可能だとする判決を下しました。さらに控訴裁は、エミュレータのクロックタイミングにおけるメンター・グラフィックスの特許(米国特許番号6,947,882)を回復し、シノプシスがメンター・グラフィックスのエミュレーション特許技術(米国特許番号5,649,176および6,009,531)に違反したとするメンター・グラフィックスの申し立ても復活させました。

「今回の判決には大変満足しています。連邦地方裁判所による3,600万ドルの賠償金支払い命令が出た後、メンター・グラフィックスは、証拠開示手続きが終了して差し止め命令が出るまでに販売された特許侵害製品による追加の損害を判定する公聴会を要請しました。差し止め命令と利益損失の賠償が認められたことで、メンター・グラフィックスの訴訟の正当性が立証されるだけではありません。シノプシスがEVEを買収したことで同特許(米国特許番号6,240,376)の使用ライセンスを故意に終了させた後発生した特許侵害に加え、連邦地方裁判所が故意の違法行為とみなした判決後の販売活動に対しても、さらに賠償金を取得できる可能性があることを示す貴重な例にもなります。また、特許技術(特許番号6,947,882)の回復によって、シノプシスのエミュレータに採用されているクロッキング配列に対する差し止め請求ができるようになり、メンター・グラフィックスの特許取得済みのクロッキング技術を採用したシステムボードをシノプシスが販売したり差し替えたりすることを禁じることができます。」メンター・グラフィックス、Corporate Intellectual Property Counsel、Tom Evansは、上記のように述べています。

2014年10月、シノプシスが特許技術(米国特許番号6,240,376)に対して複数の侵害をしていることを陪審員団は認め、3,600万ドルを超える損害賠償金をメンター・グラフィックスに支払うことをシノプシスに命じました。2015年3月には、メンター・グラフィックスは、シノプシスの特許侵害に対する恒久的差し止め命令を獲得しました。

メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックス・コーポレーションは、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティングサービス、受賞歴を誇るサポートサービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバルリーダーです。1981年に設立されたメンター・グラフィックスは、昨年度売上高としておよそ12.8億米ドルを計上しており、本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンター・グラフィックスについての詳しい情報は、http://www.mentorg.co.jpをご覧ください。

Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

 

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メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
マーケティング部
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