メンター、最新版の組込みプラットフォームで
ザイリンクスのZynq UltraScale+ MPSoCをサポート

2017年07月28日

インダストリアル、メディカル、自動車、航空市場をターゲット

  • ザイリンクスのZynq UltraScale+ MPSoC開発プラットフォームに対応した、Mentor® Embedded Linux®、Nucleus® RTOS、Mentor Embedded Hypervisor、Mentor Embedded Multicore Frameworkで構成されるワンストップショップソリューションを提供
  • ヘテロジニアスコアとランタイム向けのカーネルおよびアプリケーションデバッグ、JTAG接続をサポートし、機能豊富なEclipseベースのIDE、GCC/G++ツール兼ね備えた新バージョンのSourcery™ CodeBench組込み開発環境を提供
  • Mentor Embedded Linux/Nucleus RTOSを実行するARM® Cortex®-A53アプリケーションプロセス、およびNucleus RTOS/ベアメタルを実行するCortex-R5安全プロセッサ向けのSourcery Analyzerによるトレース機能を提供
  • ザイリンクスのZynq UltraScale+ MPSoC ZCU102評価キット向けのボードサポートパッケージ(BSP)を含む包括的なソリューション

メンター,シーメンス・ビジネス(以下メンター)は、同社の組込み製品ポートフォリオを更新し、ザイリンクスのZynq UltraScale+ MPSoCZCU102評価キットに対応した幅広い機能を追加したことを発表しました。本リリースは、Mentor Embedded Linux、Nucleus RTOS、Mentor Embedded Hypervisor、Sourcery開発ツール群の機能とアンドロイドサポートから構成され、MPSoC開発プラットフォーム特有のマルチコアプロセッサの組合せをサポートします。これにより、Mentor Embeddedマルチコアソリューションは、業界で最も包括的なMPSoC向けサポートを提供し、複雑なヘテロジニアスマルチコアシステムの開発を支援します。

ザイリンクスのZynq UltraScale+ MPSoCは、計算集約型の安全/セキュリティシステム向け次世代マルチコアプラットフォームです。メンターの組込み製品ポートフォリオは、MPSoCの開発者が求めるソフトウェアニーズをすべて満たすワンストップショップソリューションを提供します。

「今回のMentor Embeddedポートフォリオの更新により、MPSoCの開発者は、包括的なランタイム/ツールを使ってZynq UltraScale+ MPSoCの可能性を容易に引き出せるようになりました。Zynq UltraScale+ MPSoC特有のコアの組合せには、複雑なヘテロジニアスシステムに対応する高度なランタイムソリューションと開発ツールが必要です。メンターは、まさにこうしたソリューションを提供してくれました。」ザイリンクス、Embedded Software、Product Marketing、Director、Simon George氏は、上記のように語っています。

Mentor Embedded Linuxは、業界規格であるYocto Projectをベースとした商用利用可能な包括的Linuxプラットフォームです。また、30億台以上のデバイス実装を誇るNucleus RTOSは、最も厳格な性能基準を満たす、高度にスケーラブルな実証済みリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)です。Mentor Embedded LinuxとNucleus RTOSは両方とも、MPSoC Cortex-A53コアではAsymmetric Multi-Processing(AMP)モードでネイティブに実行し、すべてのCortex-A53コアではSymmetric Multi-Processing(SMP)モードで実行、またMentor Embedded Hypervisor上のゲストOSとしても実行可能です。

Mentor Embedded Multicore Frameworkを使用すると、ハイパーバイザ使用の有無にかかわらず、ヘテロジニアスZynq UltraScale+ MPSoCプロセッサに複数のOSをコンフィギュア、実装できるようになります。Mentor Embedded Linux、Nucleus RTOS、ベアメタル間のシームレスなプロセス間通信をサポートするこのフレームワークにより、Mentor Embedded LinuxはマスタOSとして、Cortex-A53コアで実行する他のMentor Embedded Linuxのインスタンスや、Cortex-A53/Cortex-R5コアで実行するNucleus RTOS/ビット操作エンジン(BME)ベースのアプリケーションをブート、シャットダウンできるようになります。

Mentor Embedded Hypervisorは、小さなフットプリントのType 1ハイパーバイザで、オープンソースの柔軟性、リアルタイム性能、業界規格の準拠などの設計要件を満たします。Mentor Embedded Hypervisorのフレームワークは、AMP、SMP、またはその両方のCortex-A53マルチコアプロセッサアーキテクチャをサポートします。すべてのMPSoCコア/ランタイムに対応する単一のGCC/G++ツールベース開発環境、Sourcery CodeBenchが含まれており、Sourcery Analyzerが統合されたSourcery CodeBenchは、ザイリンクスのZynq UltraScale+に対応したLinux、RTOS、ハイパーバイザ、ベアメタルベースのアプリケーションを作成、最適化する開発環境を提供します。

「私たちは早くからZynq UltraScale+ MPSoCの可能性を認識し、メンターのヘテロジニアス技術を活用した包括的なソリューションを提供できるのではないかと考えてきました。は、システム集約の機会を提供しつつも、これまでのヘテロジニアスマルチコアソリューションは、それぞれ独特の複雑性を示してきました。メンターによる単一ソースのソリューションはそれらを解消し、ユーザは、開発やシステム最適化にかかる時間の短縮とリスクの低減を実感できると思います。」メンター、Embedded Systems Division、Platforms Business Unit、General Manager、Scot Morrisonは、上記のように述べています。

Mentor Embeddedについて
Mentor Embeddedは、IoT(モノのインターネット)、自動車、産業機器、スマートエネルギー、医療機器、家電を含むさまざまな用途の組込み製品開発を支援します。商用利用およびカスタマイズ可能なLinux®ベースのソリューションとして業界をリードするSourcery CodeBenchとMentor Embedded Linuxは、最新のプロセッサやマイクロコントローラを搭載した組込みシステムの開発を支援します。Nucleus RTOSの小さなフットプリントとローパワー設計は、リアルタイム制御システムの開発に大きなメリットをもたらします。詳しい情報については、www.mentorg.co.jp/embeddedをご覧ください。

Mentor Graphics Corporation, a Siemens business(以下メンター)は、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティングサービス、受賞歴を誇るサポートサービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバルリーダーです。本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンターについての詳しい情報は、こちらからご覧いただけます: www.mentorg.co.jp

Mentor Graphicsは、Mentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

 

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