Sourcery CodeBenchは単なるコンパイラにとどまらない、オープンソースの組込みC/C++開発向けの強力なツールです。ARM、IA32、MIPS、Powerといった複雑なヘテロジニアスアーキテクチャの組込みソフトウェアのビルドからデバッグ、解析、最適化までを実現します。

Sourcery CodeBenchの強力なツールセットにより、車載システム、コネクティビティ、グラフィックやビデオなど多岐にわたる分野のアプリケーションを対象としてソフトウェアを効率的に開発および最適化できるようになります。

組込み開発向けに高度なソフトウェア解析を実現するSourcery CodeBench

ベアメタルやLinuxベースのアプリケーション向けマイクロコントローラやマイクロプロセッサ上に組込みシステムを開発できます。組込みシステムの一層の複雑化が進むにつれて、システムの稼働状況やパフォーマンスの詳細な把握とともに、新たなデバッグ対策も必要になってきました。Sourcery CodeBenchとこれに統合されたSourcery Analyzerを使用すると、複雑な組込みシステムの機能や性能の問題を迅速に特定し、解決することが可能です。

 

統合開発環境(IDE)

  • ワークスペースのカスタマイズとプロジェクト管理が可能なEclipseベースのIDE
  • シンタックスのハイライト表示が可能な機能強化されたソースコードエディタ
  • メモリ、レジスタ、逆アセンブリのビューによる視覚的なデバッグ
  • JTAGプローブによるデバッグをサポート。デバッグコンフィギュレーションの選択で簡単セットアップ
  • コード解析、フォーマット、リファクタリングの各機能
  • ボードのメモリマップに基づいてリンカスクリプト、デバッグコンフィギュレーションファイル、スタートアップコードを自動生成するツールBoard Builderを使用したカスタムボードのサポート

 

 

 

性能最適化済みGNUコンパイラ(GCC)

  • コンパイルキャッシュによるビルドパフォーマンスの向上
  • 最適化と信頼性向上の機能を強化したコンパイラ
  • インラインアセンブリのサポート
  • 割込み処理のサポート
  • 高度なコードおよびデータ配置を可能にする修正可能なリンカスクリプト
  • GNU/Linuxプリリンカとポストプロセッサによるアプリケーション起動時間の短縮
  • プログラムで使用されていないライブラリ関数の除外によりGNU/Linuxシステムのメモリフットプリント縮小

 

 

 

デバッグ

  • GNU/Linux向けGDBサーバを稼働するリモートターゲット上でJTAG/BDMを介したハードウェアデバッグを実行
  • ハイパーバイザ、ハイパーバイザゲスト、SMP Linuxカーネル、AMP Linuxカーネル、Linuxカーネルモジュール、および各アプリケーションのデバッグ
  • ハードウェアブレークポイント、バックトレース、マルチスレッドデバッグのサポートを使用したデバッグ
  • 直感的なウィザードで新規プロジェクト、ボード選択、デバッグコンフィギュレーションを素早く設定
  • 特定ハードウェアにおけるフラッシュメモリの自動プログラミングと制御レジスタの表示
  • ARM EABI、ColdFire ELF、fido ELF、MIPS ELF、Power EABI、Stellaris EABIなどのベアメタルプラットフォームでクロスプラットフォームのボード初期化と割込み処理を実行

 

 

 

ソフトウェアの詳細把握および解析

  • (製品に含まれる)Sourcery Analyzerのテクノロジによって組込みシステムの挙動と性能に関する貴重な観測データを収集、解析
  • 機能、タイミング、性能のボトルネックの特定と解消
  • 対応しているLTTng(Linux Trace Toolkit Next Generation)のトレースマーカによりLinuxカーネルおよびユーザ空間のトレースキャプチャと解析を実行
  • Ashling Vitra-XD Trace Probe[英語]との統合によって命令実行とデータアクセスを中断なく監視
  • 内蔵の大容量トレースバッファと高速インタフェースにより、長期間にわたり複数のプラットフォームのデータを高速で収集
  • GStreamer搭載エージェントによるビデオアプリケーションの解析と最適化
  • Qt搭載エージェントによるグラフィックアプリケーションの解析と最適化

 

 

 

性能最適化済みライブラリ

  • 組込み用GNU Cライブラリ(EGLIBC)および互換性のある小フットプリントのuClibcライブラリ
  • 特定ターゲット向けに最適化したランタイムライブラリ(ハードウェア浮動小数点演算機能を備えたARMプロセッサ向けに性能強化およびVFP最適化したライブラリなど)
  • ベアメタルターゲット向けにフットプリントを小さくした高性能ライブラリ(CSLIBC)
  • CSLIBCにより読み出しや書き込みをホストシステムにリダイレクトする機能
  • デバッグ可能なランタイムライブラリ
  • 各プラットフォームに適したラインタイムライブラリの確認

 

 

 

シミュレータとその他ユーティリティ

  • Sourcery CodeBench Virtual EditionにはデュアルコアARM Cortex-A9のVista仮想プラットフォームが付属
  • 一部のプラットフォームを対象としたQEMU命令セットシミュレータを利用可能
  • QEMUシミュレータにより、非x86の特定GNU/Linuxプラットフォーム向けにコンパイルしたアプリケーションをx86のGNU/Linuxホスト上で実行可能
  • GNU/Linuxをインストール済みのターゲットシステム上でアプリケーションを実行する際、SysrootユーティリティによりSourcery CodeBenchのライブラリやダイナミックリンカの使用を簡素化

 

 

 

プリシリコンのソフトウェア開発

  • 従来のソフトウェアデバッグ機能の強化により、ハードウェアやモデルの状況管理と可視化が可能
  • ハードウェアのイベントからソフトウェアデバッガをクロストリガ
  • コードのインストルメンテーションなしで実行履歴をトレース
  • 消費電力とキャッシュ使用率をソフトウェアの実行状況に関連付け

 

 

 

Sourcery CodeBench Virtual Edition

Sourcery CodeBench Virtual Editionはハードウェアを考慮してソフトウェアを視覚的にデバッグ可能。実ハードウェアでは不可能なハードウェア/ソフトウェア性能のNIT(Non-Intrusive Trace: 非侵入型トレース)とパワー解析に対応。Sourcery CodeBench Professional Editionの全機能が含まれており、下記のVista仮想プロトタイピング機能を利用できる

  • 仮想プラットフォーム上で設計早期にソフトウェア/ハードウェアを協調デバッグ
  • 仮想プラットフォーム上でのソフトウェア開発
  • 仮想プラットフォーム上でのハードウェア/ソフトウェア性能解析とパワー解析
  • 業界標準プラットフォームをサポートするVPK(Virtual Prototyping Kits)

 

 

 

サポートとアップデート

  • ほかのユーザやSourcery CodeBenchのエンジニアと交流しながら、設計や開発について質問や意見交換ができるユーザコミュニティ
  • オープンソースの専門家によるテクニカルサポート
  • 詳細な入門ガイドをはじめ豊富な各種ドキュメントを参照可能
  • Sourcery CodeBench Professional Editionユーザには深刻な不具合を解消するための修正リリース(ホットフィックス)を配布
  • 製品のフィードバックやサポートリクエストをIDEから直接送信可能

 

 

 

専門的なサービス

CPU、半導体、OSベンダに向けた専門性の高いサービスによって、以下に挙げるような組込みハードウェアとソフトウェアの包括的なカスタマイズとサポートを提供します。

  • ツールチェーンのポーティングと最適化
  • ソフトウェア開発キット(SDK)に対応したIDE
  • ライブラリの性能最適化
  • 高度解析ツール
  • 各種デバイス向けJTAGプローブ
 

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