Sourcery VSIPL++
パフォーマンス最適化機能を内蔵した先進的C++ライブラリSourcery VSIPL++はオープン規格に基づくハイレベルC++画像/信号処理ライブラリで、高性能コンピューティング(HPC)アプリケーションに最適です。高度なC++手法の活用により、ハイレベルAPI関数呼び出しを、プラットフォーム上で最高の性能を発揮できる、ハードウェアに最適化されたローレベル・ライブラリ関数に割り当てます。Sourcery VSIPL++を利用すれば、処理負荷の高いアプリケーションであっても最大限のパフォーマンス、プラットフォームの移植性、高度な開発生産性を容易に得られます。
Sourcery VSIPL++の概要

ソフトウェアの開発生産性を最大限に増加
直感的なハイレベルSourcery VSIPL++ APIを利用すれば、C言語によって最初からコードを書き起こすよりも、はるかに小さなコーディング量でアルゴリズムを表現できます。また、コンパクトな構文、自動通信機能、メモリ管理によって工数削減と欠陥の排除を実現します。開発者はアプリケーションやターゲット・プラットフォームに最適なデータ・レイアウトを見つけられるまで、さまざまなレイアウトを容易に試せます。必要に応じて、処理内容を詳細に調べたり、内部ループのハンド・コーディングを行うこともできます。
高い移植性でアプリケーションの将来性を確保
Sourcery VSIPL++には、関数の抽象化やデータのカプセル化などのハイレベルVSIPL++ APIが実装されています。高い抽象度のもとで作業をすると、アプリケーションをデスクトップ上で開発してから、コードをまったく変更せずに、種類の異なる複数のターゲット・ハードウェア・システムに導入できます。このように自然な移植性を備えているので、マルチコア・デバイスやマルチプロセッサへの応用も容易であり、ハードウェア・ロードマップの変更に対してもアプリケーションの将来性が確保されます。また、Sourcery VSIPL++のアプローチを採用すれば、ハイレベル・アプリケーション・コードの再利用が格段に容易になります。
プロファイリングによってアプリケーションの理解とチューニングを支援
Sourcery VSIPL++は、アプリケーションの処理内容と使用されているハードウェア・リソースについて詳細なプロファイリング情報を提供します。トレース・モードでは、アプリケーション内での各イベントの実行に関する詳細情報がログに記録されます。集計モードでは、アプリケーション全体の実行に関するパフォーマンス概要の統計値が提供されます。アプリケーションの効率的なデバッグや最適化には、実行フローとパフォーマンス概要データのいずれも欠かせません。
お客様からの声
「Sourcery VSIPL++はローレベルのプログラミング手法と同程度のパフォーマンスを発揮し、必要なコード量は大幅に少なく、システム間での高い移植性を備えています。(中略)Sourcery VSIPL++のおかげで、米国空軍とその委託先企業は、信頼性の高いコードを迅速に記述して、現在だけでなく将来のハードウェア・プラットフォーム上でも実行できる手段を得ることができました。その結果、将来のソフトウェア開発がより低コストで、迅速かつ容易なものになります。」
Air Force SBIR/STTR, Innovation Story, Topic No. OSD03-022