特別講演: 次世代自動車産業は、欧米中主導のドロドロの闘い。「オオカミが来た」で、日本が負け組になる危険性

ジャーナリスト
桃田 健史氏

2017年夏、突如として巻き起こった世界的なEVブーム。その背景にあるのは、技術的な進化ではなく、ジャーマン3を中心にした政治的な策略だ。ここに中国が乗っかり、アメリカが遠巻きにしながら様子をうかがう。そんな図式である。こうした中、生真面目な技術屋さん的な発想が主流の日系自動車メーカーは、事態の急変をよく理解できていない。このままでは、あっさり負け組に転落してしまうだろう。AV(自動運転)、CV(コネクテッド)、EV(電気自動車)、さらにはシェアリングエコノミーによるMaaS(Mobility as a Service)が融合する次世代自動車産業。2020年に向けて「修羅場」がやって来る。