2013 Autumn / Vol.7

上流設計&組込み

検証の生産性を最大にする検証IP

IC製品の開発全体において機能検証が占める割合は7割とも言われており、熾烈化する製品競争に勝つために、開発期間短縮の要求を満たしつつ高品質を維持することができるかどうかは、機能検証をいかに制すかにかかってくるといっても過言ではないでしょう。

IC設計&製造

大規模SoC設計における効率的なDFTとは

デザインの大規模化がEDAツールとフローに及ぼす影響を適切に判断、処理していくことは、今日のSoC設計における重要な課題の1つです。フロントエンド設計、バックエンド設計のいずれのフローでも、デザインを階層ごとに分割することでこの問題に対処してきました。分割された物理コアはSoCレベルで1つに統合されます。階層ベースの設計アプローチは、EDAツールのより効率的な活用を可能にするだけではなく、複数のデザインブロックを並行してすすめられることから、結果として全体のTATを向上させます。

ものづくり

PCB実装ソリューション - 「購入」か「内製」か?

プリント基板(PCB)製造/実装用のオペレーションに関して大型ソフトウェアを購入すべきか否かという判断は、経営上の観点からすると大変に悩ましいものです。ソフトウェアは今日、私たちの生活のさまざまな場面で何かを実現する触媒の役割を果たしていますが、製造用ソフトウェアパッケージとなるとその価値を実感しにくいためです。

オートモーティブ

48V/12V車両システムのトレンドと新たなテクノロジ導入の見極め

ドイツの自動車OEMメーカーでは48Vシステムの採用が進んでおり、2015年から2016年のモデルでの市場投入が予定されており、特にプレミアムカーから48V採用が始まり、一般車へと普及が進むと言われています。自動車業界において、バッテリやシステムの高圧化の動きは今回が初めてではなく、1990年初期、2000年初期に欧州を中心として活発化したものの、結局、各OEMメーカーとも採用には至りませんでした。

Info Topics

言葉と蛇と標準化

コミュニケーションの手段として、「言葉」が生まれ、言語が発達しました。言語の歴史をここで紐解いていこうと企てるのはあまりに浅はかですが、少なくとも、言葉の出現により意思の疎通が格段に進化し、複雑な概念も系統立てて説明し、相互理解が得られるようになった、とするのは乱暴ではないと思います。また言葉を表す文字の出現によって、メッセージのより広範な伝達が可能になりました。さらに文字を伝える手段としての印刷技術の発明により、多くの貴重な情報が時間を越えて伝播されることも可能になりました。