2013 Summer / Vol.6

上流設計&組込み

組込みシステムのパワー・コントロール

組込みシステム開発成功の秘訣をご存知でしょうか。それはバッテリー寿命を犠牲にせずに機能を追加することです。ハードウェアを用意して、必要な機能をリストアップし、さらに使用できるパワー制限を決め、後は優れたソフトウェア開発者に頑張ってもらえれば良いのです。ですが、ちょっと待ってください。このアプローチには問題が隠れています。

IC設計&製造

MCMM(マルチコーナー・マルチモード)手法によるリーク電流の最適化

携帯電話やタブレット端末、ノートPCといった電子機器にとって、いかにしてバッテリ寿命を延ばすかは非常に重要な問題です。バッテリの持ち時間は、いずれの動作モードにおいても、スイッチング動作、静電容量、電圧などに応じたトータルの消費電力から直接影響を受けます。

ものづくり

トヨタ自動車のハイブリッド革命

ハイブリッド自動車の基本原理は、ドライブサイクルに応じて電気モータと燃焼エンジンを組み合わせ、燃費効率を高めることです。通常、一定速度に到達するまでの低速域は電気モータを使って走行し、それ以降は燃焼エンジンに切り替わります。ハイブリッド自動車には、バッテリに蓄えた電気エネルギーによる走行、バッテリ充電量低下時に限定した燃焼エンジンによる発電への切り替え走行、バッテリまたは燃焼エンジンのいずれか一方のみを使用した走行、電気モータと燃焼エンジンの両方を使用した加速モードなど、各種機能が備わっています。

オートモーティブ

ドキュメントと保守整備向けの新しいテクノロジで、コストを削減しつつブランドイメージを向上

車載電装設計や故障車の修理向けドキュメント作成に関する技術は、近未来を想像させるインテリジェントな交通網や無人走行車の開発に関連する技術に比べると、華やかではないかもしれません。しかしドキュメント作成は時間とコストのかかるプロセスであり、しかもエラーが混入しやすいという側面があります。

Info Topics

ミニカーから愛をこめて: IESF Japan 2013プレビュー

1977年にトミカより発売されたミニカーのランボルギーニ・カウンタック(F37)を生まれて初めて手にしたときの感動はいまだに鮮明に覚えています。真っ赤なボディに開かないガルウィング。その割に、何故か開閉できるリアウィンドウ——入手当時はちょうどプラモデルに塗装するのが一種のステイタスだった頃でもあり、一部を紺のペイントで塗ってしまってからそのあまりの拙さに自分の行動を後悔したのも、今となっては良い思い出です。