2014 Autumn / Vol.11

上流設計&組込み

エミュレータを用いたソフトウェアデバッグの資源活用効率化

RTLのシミュレーションにエミュレータを用いると、論理シミュレータで行った場合と比較して3桁から4桁もの速度面でのメリットが得られます。SoC設計の検証にソフトウェア実行を伴う場合には、それがよほど小さなテストケースでない限り、論理シミュレータで検証を進めることは現実的ではありません。組込みLinuxのブートが終了するまでの時間は、エミュレータでは20分から30分かかるのに対して、論理シミュレータでは7ヶ月から8ヶ月を要します。

IC設計&製造

3D-ICまで網羅した寄生抽出

3D-ICの寄生成分を完全なアセンブリレベルで抽出した寄生ネットリストを生成し、シミュレーションや回路解析に役立てるための「理想的な」手法とはどのようなものでしょうか。

ものづくり

コンカレントCFDの利点とセイコーエプソン株式会社の導入事例

CFD(数値流体力学)はもはや専門家だけの領域にとどまる技術ではありません。「コンカレントCFD」という新しい技術を適用した解析ソフトウェアにより熱伝達を非常に効率的に解析できることが分かってから、機械系エンジニアは、CFDの専門技術者に頼ることなく、自身のワークステーション上で重要な判断を迅速に下せるようになりました。MDA(Mechanical Design Automation: 機械設計自動化)、すなわち機械CAD(メカニカルCAD)環境に組み込まれた直感的なCFD解析プロセスを採用することにより、製品の設計検討段階で最適化し、結果的にメカ設計とシステム設計のすべての面で製造コストを削減することが可能になったのです。

オートモーティブ

車載ネットワークCANとは

CANはController Area Networkの略称で、車載アプリケーションを構成する各システムやセンサを接続する手法として、旧来使われていた複数ワイヤによる構成方法を置き換えるべく開発されたシリアルバスのプロトコルです。CANは1986年のSAE World Congressで公式にリリースされ、その後2008年には、米国で販売される自動車に対してCANを使用することが求められました。CANの開発にあたっては、車載のマイクロコントローラやデバイスが、ホストコンピュータを介さずに通信することができることが念頭に置かれています。コンポーネント間通信にはシングルまたはデュアルワイヤのネットワークデータバスを用い、最大で1Mbpsまでの通信が可能です。

Info Topics

探し物は何ですか?見つけにくいものですか?

先日、発売が大きな話題となったiPhone 6を購入しました。iPhone 4Sからの買い替えだったので、テザリングもできるようになったし、また楽しみが増えたなと新しいオモチャにワクワクしていました。しかし購入早々、不注意でiPhoneを紛失させてしまいました…