2014 Summer / Vol.10

オンチップバスの機能とその検証について

上流設計&組込み

オンチップバスの機能とその検証について

SoC設計におけるオンチップバスのインターコネクトは、非常に重要なサブシステムになってきています。異なるマスタやスレーブ間のデータを転送する機能を果たしつつ、かつシステムとしての性能要件を満たさなくてはなりません。スループットを最大化するためにスイッチングを階層的に構成し、リンクさせる設計も存在します。

IC設計&製造

自動車がドライブする新しいDFTテクノロジ

IC設計のテスト容易化設計(DFT)は、時としてその存在自体が軽視されることがありました。しかし、車載ICに代表されるセーフティクリティカルなデバイスに対する新しい需要に応えるため、DFTに再び大きな注目が集まっています。DFTテクノロジにおける黄金時代の到来です。

ものづくり

顧客事例でも実証されたPCB設計/解析手法

エレクトロニクス製品設計において、最終製品を製品企画通りに市場投入し、高い競争力を維持するには、乗算的な加速度で進む既存技術の進展や新しい技術に追従し、それを設計に即座に取り入れていくことが、今まで以上に求められています。仮に、市場に投入されたばかりの新規チップセットを製品設計に採用する場合を考えてみると、検証すべきハイスピードデザインルールが新たに数百以上も追加され、より多くのシミュレーションで基板が正しく動作することを確認する必要がでてくることもあるでしょう。

オートモーティブ

オートモーティブで採用が進む組込みLinuxとファストブートへの挑戦

自動車業界の著名アナリストであるPaul Hansen氏によると、メルセデス・ベンツの2014年Sクラスに搭載されているソフトウェアコード行数は6,500万行にも及ぶそうです。車載コンポーネントごとに要求される性能があり、モータやエンジンなどのように個別のアクチュエータを制御するマイクロコントローラには、通常OSは使用されず、ほとんどがベアメタルで構成されています。しかし、インフォテイメント系、テレマティクス系、クラスタパネル系、ヘッドアップディスプレイ系には、最終アプリケーションが搭載されたり、他との接続プロトコルを扱ったりすることから、一般的にOSが採用されています。

Info Topics

スパイスと最適化と再利用

世界一周食の旅をしたわけではありませんが、学生時代の旅行や社会人になってからの出張などで海外に出た折にいつも思うことが1つあります。それは、「なんて日本は食に恵まれているのだろう!」の一言です。ある程度の規模の街にいれば、それこそ世界中の料理を楽しむことができます。また風土に適した郷土料理も豊かです。料理の美味しさの決め手はさまざまですが、例えば日本食においては、旬の食材とそれに適した味付けに依るところが多いのではないでしょうか?