2014 Winter / Vol.8

上流設計&組込み

ソフトウェアデバッグが大幅に改善された仮想開発プラットフォーム

コンシューマエレクトロニクス製品や組込みデバイス、車載ECUなどでは、複数のシステムを統合することでコストを削減したり、より計算能力の高いアルゴリズムやアプリケーションに対応するためにマルチコアプロセッサを搭載したりすることも珍しくなくなりました。ネットワーク接続する機器には、性能向上と同時にセキュリティ対応も求められ、ハードウェアやソフトウェア単体のテストだけでなく、ハードウェアと一体となって動く時のソフトウェア動作も検証する必要があります。

IC設計&製造

ダブルパターニングの自動配線メソドロジ

今回のNews & ViewsのIC設計&製造トピックでは、ダブルパターニング(DP)が自動配線にどのような影響を与えるかについて取り上げます。まず、セル設計レベルの意思決定と、配線レベルの意思決定が、どのように影響し合うかについて考えてみましょう。

ものづくり

EMI対策 - プリント基板設計におけるDRCの活用と有効性について

プリント基板(PCB)の複雑化により設計メソドロジと解析に大きなパラダイムシフトがもたらされ、シミュレーションと性能検証を実行する新しい設計ツールセットの導入が急ピッチで進んでいます。電子システムメーカーでは、目標の性能とローパワー機能を満たす新製品を期限までに納品しなければならない一方、市場において最大限の利益を上げるための製品投入期間は縮小の一途を辿っています。

オートモーティブ

コネクテッドカーの課題と今後についてのまとめ

「コネクテッドカー」という言葉を耳にした方も多いのではないでしょうか。コネクテッドカーと聞くと、一般的には、単に車両システムにインターネット接続機能を追加しただけと思われがちです。確かに、注目すべきはインターネットやWebテクノロジが可能にする機能であり、例えば「App Store」方式のソフトウェアアップデートやクラウドへのアクセス、故障診断やテレマティクス機能など、さまざまです。しかし実際には、車内のコネクティビティとしてはCAN、AVB、Wi-Fi、Bluetoothなどを介したモジュール間接続、車外のコネクティビティとしてWi-Fi、LTEやセルラーネットワークなどを介した音声やデータの接続、テレマティクスやADAS向けのM2Mテクノロジなどを包含します。

Info Topics

コネクテッドエンジニアリングとカーエレJapan

年に一度、開催される北米国際オートショー(NAIAS: North American International Auto Show)は世界5大モーターショーの1つです。この場において、昨年公開されたものの中から最も優秀な自動車広告を決めるAutomobile Advertising of the Yearの受賞作品が発表され、6部門7作品のうち3作品が日本企業によるものでした。受賞作品はどれも素晴らしいものばかりでしたが、その中でも特に惹きつけられたのが、65年間に及ぶ技術革新を2分間にギュッと収めた本田技研工業の「Hands」とスペースシャトルのエンデバーを牽引したトヨタ自動車のタンドラのドキュメンタリーに基づく「Tundra Endeavour Campaign」でした。特に後者は気を付けていないとうっかり涙腺が刺激されます。お時間がありましたら、ぜひ見てみてください。