2015 Autumn / Vol.15

上流設計&組込み

IoTデバイスに求められる組込みソフトウェア要件とRTOSの選択

モノのインターネット(IoT: Internet of Things)がさまざまなカンファレンスやセミナーで語られ、展示会などでも多くのソリューションが紹介されるようになりました。接続する「モノ」によってIoT技術の難易度も異なりますが、例えば、多機能プリンタの場合、トナーや用紙の使用量をプリンタのサービス会社がインターネット越しに監視し、完全に消耗する前に宅配で供給するサービスなどは、すでに何年も前から始まっています。

IC設計&製造

IoTデバイスに向けた半導体開発とマーケティング戦略の重要性

IoT(Internet of Things、モノのインターネット)は第4次産業革命とも言われ、電力消費量や環境問題を始め、高齢化が進む日本における高度医療やヘルスケア対策など、さまざまな課題をIoT技術によって解決していこうとする動きが世界規模で始まっています。文字通り、膨大な数のモノをインターネットにつなげるためには、半導体の存在が不可欠であり、半導体ビジネスの大きな牽引役としての期待も集まっています。

ものづくり

PCBの同時スイッチングノイズ(SSN)問題を回避するために

プリント基板(PCB)のデジタル回路設計では、さまざまな場所で発生する信号ノイズに常に対応し続けなければなりません。さらに、高速並列バス上のデータレートが増大する中、チップ内部から外に伝搬するノイズについても考慮する必要があります。この種のノイズの1つである同時スイッチングノイズ(SSN)は、チップ上のバッファの同時スイッチング出力(SSO)に起因して発生します。

オートモーティブ

KSK – モジュール型のワイヤ・ハーネス設計/製造

車両1台を1つのプラットフォームとみなした場合、自動車のワイヤ・ハーネスはプラットフォーム全体のシステム接続の機能を担うため、自動車の開発工程において最後に設計され、最初に車に搭載される電気部品となります。また、納車時期を左右しかねない極めてクリティカルな要素でもあります。ワイヤ・ハーネスの実装は、ほぼ手作業で行われるため、人件費を含めた高精度のコスト見積もりが求められます。さらに自動車購入時のオプションの選択肢が多様化することで、電装構成の組合せ数は爆発的に増大したことから、それを接続するワイヤ・ハーネス部品の適切な管理がなされない場合、部品管理、製造工程管理、品質管理、市場投入後の整備や整備マニュアルといったすべての領域において破綻をきたしかねません。

Info Topics

メンター・グラフィックスの名古屋支店へのお誘い

メンター・グラフィックスの名古屋支店が開設されたのは2001年のことでした。それから10数余年が経った今年の9月、錦通と伏見通がちょうど交わるロケーションにオフィスを移転いたしました。新しくなったオフィスには、来訪いただいたお客様により快適な空間でメンター・グラフィックスのソリューションをご提案できるような工夫を凝らしました。今回のInfo Topicsでは、そんな名古屋オフィスについてご紹介してみようと思います。