2015 Winter / Vol.12

上流設計&組込み

アサーションやカバレッジの系統立てられた記述前準備

SystemVerilogがIEEE 1800として標準化されたのは2005年11月8日、今年で10年目を迎えることになります。アサーションや機能カバレッジなどは記述のテンプレート化をしたり、外部の検証コンサルティングなどからの支援により、設計者や検証エンジニアが参考にする記述も増えてきています。

IC設計&製造

アナログ設計の検証インフラストラクチャの構築

アナログ設計において、すべての仕様を実装し意図した通りに動作したかどうかを確認し、すべての機能をテストできたかどうかを検証することは容易なことではありません。またアナログ設計だけでなくアナログミックスシグナル設計の場合、アナログ設計とデジタル設計とで一貫性のある検証手法を確立し、ともに要求仕様を満たし、網羅性が十分であることを示すことは、特に産業機器や医療機器、自動車などの分野では重要な関心事となっています。

ものづくり

Xpedition Enterpriseで劇的に設計期間短縮を実現するPCB配置配線プランニング

電子機器の高機能化と高性能化に伴い、プリント基板(PCB)の複雑化が加速しています。その他にも、デバイスの小型化、信号の高速化、パッケージの進化など、PCBの複雑化には非常に多くの要因が絡んでおり、数え出せばきりがありません。PCB設計自体のトレンドを調べたところ、ここ5年で配線層数は12%減少し、基板面積も35%縮小しているのに対し、PCB上のコンポーネント密度は15%も高くなっています。

オートモーティブ

ワイヤ・ハーネスのアーキテクチャを制約ベースで探索する手法

車載電装システム設計ESD - Electrical System Designの世界は、少し前のICやPCBの設計を見ているかのようです。複雑化が進み、仕向地や購入オプションの組み合わせによるバリアント、実装上のルール、安全標準への準拠など、エンジニアリングチームが手作業でこなせる能力を超えてしまっています。かつてICやPCBの設計に自動化技術の導入が進んだように、ESDやワイヤ・ハーネスの設計にも自動化のさらなる推進が求められています。それは単に図面を目視確認して出図する従来のものとは異なります。

Info Topics

三位一体と総合力

「三本の矢」、「三位一体」、「仏の顔も三度まで」など、数字の「三」を使った表現は実に多くあります。諸説ありますが、漢数字の「三」は、古代中国で使用されていた算木を3本横に並べたものが文字形成の原型であったというのが有力のようです。