2016 Winter / Vol.16

上流設計&組込み

エミュレーションを用いたISO 26262準拠プロセッサ検証

自動車の機械システムは、アンチロックブレーキシステム(ABS)、電子スロットルシステム、アダプティブクルーズコントロールなどをはじめ、その多くが電子制御の対象となっています。いわゆるドライブバイワイヤ(DBW)が進み、さらにインフォテイメントやコネクテッドカー、サラウンドビューモニタなどを含めると、最も電子化が進んだ車種では1台あたりの車載ソフトウェアは1億行を超えたとも言われています。

IC設計&製造

車載半導体のISO 26262機能安全対応と信頼性に向けた取組み

2014年に発行されたTHE HANSEN REPORTによると、2015年発売のメルセデス・ベンツSクラスに搭載されているECUの数は200個を超えているとされています。半導体業界にとって、カーエレクトロニクスが魅力的なアプリケーションであることは明白ですが、同時に、コンシューマエレクトロニクスとは異なるライフサイクルや機能安全など、自動車業界固有の要件に対応しなくてはならないという課題もあります。

ものづくり

ユーザ事例: ナミックス株式会社様
過渡熱解析装置T3Sterを活用した高熱伝導性Ag焼結ペーストの開発

1947年設立され、新潟県に本社を構えるナミックス株式会社は、エレクトロケミカル材料の研究/開発、製造、販売を事業内容としています。さまざまな電子製品に利用される導電および絶縁TIM(サーマルインタフェースマテリアル)の世界有数のトップメーカーとして、半導体デバイス、受動部品、コンシューマエレクトロニクス、太陽電池などの製造業者に、アンダーフィル、封止剤、接着剤を提供しています。今回は過渡熱解析装置T3Sterを活用した高熱伝導性Ag焼結ペースト開発のユーザ事例をご紹介します。

オートモーティブ

ISO 26262認証にかかるコストを抑える

機能安全という考え方は、多くの産業分野で用いられています。それぞれの分野に特化した規格や表現が存在し、その多くは国際電気標準会議が制定したIEC 61508を手本としています。IEC 61508は元来、発電所を対象に制定されたものですが、現在では工作機械や産業ロボットにおいても採用されています。この他に、IEC 62304はIEC 61508をベースに医療機器に向けて制定したもの、ISO 26262は道路を走る車両の電気システムに向けて制定したもの、EN 50128は鉄道における信号方式、制御方式に向けて制定したものなどがあります。

Info Topics

Changes: 「MENT通信」情報配信サービスを一新します

2016年は、いささか衝撃的なニュースで始まりました。それはDavid Bowieの訃報です。彼のミュージシャンとしての経歴をご紹介するとInfo Topicsの枠を超えてしまいそうなので割愛しますが、常に音楽シーンに刺激と変化を与え続けたBowieは、雑誌「New Music Express(NME)」が2000年に行ったミュージシャンを対象としたアンケートにおいて「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」に選ばれています。