メンター・グラフィックスのValor MSSをエンド・ツー・エンドの
PCB実装生産性向上に向けて導入したR.H. Technologiesが、
ダウンタイム80%削減に成功
2012年02月24日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、高度な電子製品の製造受託業者としてグローバルに活躍するR.H. Technologies Ltd.(以下R.H. Technologies)によるメンター・グラフィックスの包括的なプリント基板製造システムソリューションValor® MSSのプリント基板アセンブリ製造への導入が成功裡に結実したと発表しました。R.H. Technologiesは、世界トップクラスの性能を誇るターンキー・サービスを、電子製品を製造する組み立て装置および実装システムに提供しており、工業、電気通信、警備保障、医療分野の顧客を抱えています。メンター・グラフィックスのValor MSS採用に踏み切った理由は、R.H. Technologiesが同社の製造プロセス全体を自動化するために、単一ソースの統合されたエンド・ツー・エンドのテクノロジを求めていたからです。
R.H. TechnologiesはValor MSSを導入し、部品や部材設定と検証に携わるオペレータを50%削減すると共に、マシンのダウンタイムを80%削減することに成功しました。業界唯一の自動化されたスケーラブルなプラットフォームであるValor MSSは、PCB実装の新製品導入(NPI)の各段階を通じて製造プロセスに自在に対応できるソフトウェア・ツールを搭載しています。ERP(Enterprise Resource Planning)ベンダでは、R.H. Technologiesが決定的な必須事項として要求した、単一データソースで完全に統合されたエンド・ツー・エンドのソリューションを提供することができません。Valor MSSは、ERPシステムデータを抽出して処理し、最初のオーダー・エントリから製品の最終出荷に至るまでのプロセスを、単一データソースを利用してモニタできます。
「Valor MSSは私たちにとって、『真実を見極めるための拠り所』となっています。製造工程全体を通じて、単一の統合されたエンド・ツー・エンドのソリューションを与えてくれるからです。Valor MSSは自動化された信頼性の高いデータを、製造工程のすべてのポイントから収集できるため、完全なトレーサビリティと工程管理と制御を最高の性能で、ユニット当たり最小のコストで実現してくれるのです。」R.H. Technologies、CIO and CTO、Michael Jacob氏は、上記のように語っています。
R.H. Technologiesは、Valor MSSプラットフォーム内の部品、材料の追跡データを使って、異常のない基板への手戻りを回避して品質問題を効率的に管理すると共に、顧客への納品期限や条件を守り、操業問題の発生に伴う何千ドルもの被害を防止することができます。製造プロセスを包括的に視覚化する詳細な操作メトリクスには、部品損失や修理の必要性を明確にされたフィーダ情報などが含まれており、この結果部品、材料の損失が3%減少し、ピックアップ・エラーの削減ならびにマシンの稼働効率の向上を実現しました。
Valor MSSは、製造メーカーが設計、計画、モニタリング、制御、スケジュール管理、組み立て、トレーサビリティ、テスト、手戻りプロセスを最適化するために開発されました。Valor MSS Foundationは、製造に関する操作データを管理し、活用するための情報センターのような役割を果たします。このように情報を集中管理することによって、データの冗長性と構成エラーを除去し、プロセス・フローの相互運用性のバックボーンを確立できるようになります。
Valor MSSプラットフォームの新しい主要機能として、劇的に改善されたショップ・フロア作業員用のユーザ・インタフェースがあります。直観的で使い勝手のよいインタフェースは、生産性を向上し、新しいユーザへの研修時間を最小限に抑えます。文書送付までの完全な統合を含め、オペレータによるオーダー・ステータスを簡単に視覚化できるため、プロセス作成と製造計画が、製造フロアと緊密に統合されています。また、Valor MSSは管理オーバーヘッドを最小化するために、パッケージとライセンス方式を簡素化してあり、顧客の所有コストを大幅に削減します。
「Valor MSSを導入してから、情報フローが製造プロセスのあらゆる場面でスムーズに、間違いなく流れるようになりました。このツールをDFM(Design for Manufacturability)、NPI、プロセス作成にも利用しています。すべてが製造工程とリンクしているため、時間の節約と人為的エラーの排除に役立ちます。」R.H. Technologies、Engineering Manager、Arnon Sabti氏は、上記のように語っています。
Valor MSS Quality Managementは、R.H. TechnologiesのAutomated Optical Inspection(AOI)マシンから自動的にデータを収集できるため、マニュアル操作によるデータ収集を撤廃し、データの統合性を向上するとともに、月額何千ドルものコスト削減に貢献しました。Valor MSS Business Intelligenceは、システマティックな問題が発生すると、自動的に警告を送信し、検査時とテスト操業時に検出された、真の故障と「疑似故障」にフラグを立てます。R.H. Technologiesは、データ解析機能を使って故障原因を即座に特定できたため、SMTプロセス故障を20%、「疑似故障」を5%削減することに成功しました。
「メンター・グラフィックスの包括的なValor MSSソリューションは、PCBの設計から製造までをカバーする市場リーダーとしての、揺るぎない定評をさらに高めるものです。顧客とオペレータが、どのようにソフトウェアを操作して情報をやり取りするかを究明するために、時間とリソースを潤沢に注ぎ込みました。この結果を新しいValor MSSプラットフォームに反映して改良し、今までにないユーザ体験を提供できるようになったのです。」メンター・グラフィックス、Valor Division、General Manager、Dan Hozは、上記のように語っています。
Valor MSSスイートの入手方法
Valor MSSと一連のモジュールは、個別のソフトウェア製品として、あるいは完全なエンド・ツー・エンドのスイートとして、入手可能です。メンター・グラフィックスでは、2012年の2月28日から3月1日まで米国カリフォルニア州サンディエゴで開催される、『IPC APEX EXPO 2012』のブース番号1435に、Valor MSSを出展しています。メンター・グラフィックスのPCBならびにValor製品について詳細は、http://www.mentorg.co.jp/valorをご覧ください。
メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックスは、EDA(Electronic Design Automation)のテクノロジ・リーダーとして、高性能な電子機器を短期間でよりコスト効率よく開発するためのハードウェアおよびソフトウェアのソリューションを提供しています。ますます複雑化する基板およびチップ設計の世界でエンジニアが直面する様々な設計上の課題を克服するための革新的な製品お よびソリューションを提供します。メンター・グラフィックスは業界で最も幅広いクラス最高の製品ポートフォリオを有し、EDAベンダとして唯一組込みソフ トウェア・ソリューションを持っている企業です。メンター・グラフィックスについての詳しい情報はhttp://www.mentorg.co.jpを ご覧ください。
Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
PCB製造、実装&テストについて
本件に関するお問合わせ
メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
マーケティング部
エリソン 有理
E-mail: yuri_ellison@mentor.com
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