vCheck

製造品質管理システム

vCheckは、ダイナミック・アセンブリを支援するメンター・グラフィックスのMES(Manufacturing Execution Suite)の中核を担う品質管理システムです。電子機器メーカーは、このシステムの使用により品質とスループット、コストのバランスをとりながら製造工程のパフォーマンスを最適化し、不良品の発生率を最小限に抑えられます。

特長と利点

  • AOI、AXI、ATE装置へのインタフェースを自動化
  • 人手による検査ステーションから効率的にデータを収集
  • ペーパーレス診断と閉ループリペア
  • 各ボードとアセンブリについて、リペアループを含むすべてのテスト履歴をナレッジベースに蓄積
  • ナレッジベースに基づいて最善のリペア措置を提案。因果解析と併せて不良の確認を迅速化
  • リペア措置の検証
  • サンプルテストの結果、AQL(合格品質水準)に達しない場合はロット全数を強制的にテスト
  • すべての製造指示書、および検査/テスト/リペア対象のボードとシステムについて、仕掛在庫(WIP)を追跡
  • ERPからのマルチレベルBOM入力を含め、完全な製品体系を記録
  • 故障返品、保証管理、RMA サポートに関するデバイス/作業指示書の完全な履歴
  • 特定のテスト、検査指示、プロセス/アセンブリ工程に関するドキュメントを製造部門のオペレータに自動配布
  • オペレータが作業指示書を確認したかどうかをチェック(オプション)
  • 操業計画のインポート/編集用ツール
  • リペアが正しく行われず、欠陥のあるボードやアセンブリが次の工程に進んだ場合は、工程経路を強制的に変更してアラームを送信
  • 歩留まり、合格/不合格、欠陥パレート、DPM、ファーストパス歩留まりなど幅広い種類の品質レポートとドリルダウン解析Webベースのレポート機能
  • ERPシステムとの接続をサポート
  • 製造指示書の管理、製造プロセスおよびプロシージャのサポート

ハイライト

CAD 画面の上に写真を重ね合わせ、完全な視覚的情報を提供

KPIの監視

vCheck は完全な機能を備えた品質管理システムで、品質テスト/検査に関するすべての情報を意思決定者から「見える化」させて収益性と顧客満足度を向上できるように設計されています。vCheck には次のような中心的機能があり、これらを利用すればKPI(Key Process Indicator)の最適化を図れます。

  • 手動や自動による検査/テスト(AXI、AOI、ATE)の品質監視
  • テスト、検査、リペアの過程でPCBとシステムに対して仕掛在庫(WIP)を追跡
  • リペアループ管理
  • ナレッジベースを利用した欠陥リペア
  • 品質レポートとドリルダウン解析
  • テスト/検査結果に基づく工程経路の強制変更

品質保証ツール

vCheckには品質に基づいて工程経路を強制的に変更する製造管理機能があり、欠陥のある製品は次の組み立て工程や最終出荷段階に進む前に確実にリペアされるように徹底できます。このプロセスでエラーが検出されるとただちにアラームが送信され、オペレータは問題の製品がある場所に直行できます。

製造工程における品質を確保

vCheckは単体アプリケーションとしても、MESの一部としても利用できます。いずれの場合も、vCheckは3つの技術的な柱に基づいて製造工程の品質を監視します。

正確な品質データをリアルタイムに収集

vCheckでは、ATE、AOI、AXIなどの検査装置とのインタフェースが自動化されているほか、人手による検査ステーションからの品質データ収集ツールも用意されています。収集した情報はすべて中央のデータベースに蓄積されます。またvCheckには、検査、テスト、リペアなど工場内の任意の場所でWIPを追跡するために必要なデータ収集機能もあります。

品質解析とレポート

vCheckには業界をリードする欠陥解析/リペアツールが用意されており、製品のリペアに要する時間を最小限に抑えられます。このシステムの基盤は、蓄積した過去の履歴データに基づいてオペレータに指示を与える包括的なナレッジベースです。それぞれの欠陥について、過去に見つかった同様の問題をすべてシステムが解析し、問題解決に最も効果的と思われるリペア方法を提案します。

検査、テスト、リペアのすべてのステーションでvCheckを使用すると、製造工程の品質に関するすべての情報をリアルタイムに可視化できます。また、過去の品質実績を詳細に解析する上で必要な基盤も整備されます。vCheckのWIP追跡機能と組み合わせると、在庫のフローとボトルネックを把握でき、全体的な効率を継続的に改善できます。