VPL—Valor Parts Library
一貫性のある最新コンポーネント・パッケージ・データ
Valor Parts Library(VPL)は、PCB設計/製造業界向けの独自サービスです。各種エンジニアリング・アプリケーションに直接組み込めるCAD/CAMに適した一定の形式で、あらゆる電子機器部品やコネクタの正確な物理モデルを提供します。
特長と利点
- あらゆる電子機器部品やコネクタの正確な物理モデルを、各種エンジニアリング・アプリケーションに直接組み込み可能
- 「実物同様」の精度により、正確な文書化とDesign for Assembly(DFA)解析を実現
- SMT実装装置ライブラリの自動生成の基盤
- 部品データの調査というコストとプロセスのボトルネックを解消
- ユーザが部品番号ごとにカスタム属性を作成可能
- 単一サイトから大規模なグローバル企業まで、あらゆる規模の業務に対応した高度なスケーラビリティ
ハイライト
BOM内の各部品の正確な物理モデルを提供
VPLは、3,500万を超える市販電子機器コンポーネントの部品番号と、その寸法入りパッケージ・モデルを収録しています。これには、正確な輪郭図、ピンのコンタクト・エリアと位置、寸法許容差、全体寸法(高さなど)をはじめとする属性、ピン1のIDなども含まれます。パッケージ名は、認定済みのJEDEC JES-D 30B規格に基づいています。
SMT実装装置用パーツ・ライブラリ、文書化、DFMをサポート
VPLは、CADで作成された部品パッケージを幾何学的に正確な部品モデルに置き換えます。「実物同様」の精度により、正確な文書化とDesign for Assembly(DFA)解析を実現し、SMT実装装置ライブラリの自動生成の基盤を確立します(特許出願中。vPlanのデータシートを参照)。また、コンポーネント部品データの調査というコストとプロセスのボトルネックを解消します。
部品データシートの検索や、カリパスによる部品の手動測定に貴重な時間を費やす必要はもうありません。VPLをvPlanと組み合わせれば、実装装置ライブラリに存在しない部品データもオンデマンドで自動作成できます。
VPL Library Manager(VLM)
VLMアプリケーションは、VPLデータの検索、表示、描画、編集、比較、リンク、インポート、エクスポート機能を提供します。VLMを利用すると、マルチレベル・フィルタの設定、部品の定義の表示や編集、部品の形状の表示のほか、すべての認定済み部品番号について形状比較による適合確認を迅速に実行できます。また、高度な描画ツールキットを備えているので、ユーザによる部品パッケージの新規作成も可能です。さらに、時間の節約につながるテンプレートやショートカットも豊富に用意されており、複雑な形状であっても迅速かつ正確に作成できます。
VLMでは、ユーザが部品番号ごとにカスタム属性を作成可能です。カスタム属性は、鉛フリーなどの規制への対応に利用したり、テストや検査に必要なパフォーマンス特性として用いられます。例えば、コンポーネント・エンジニアが部品の「鉛フリー」ステータスを示すカスタム・コンテンツを追加すれば、このように細かく異なる点も作業指示やプロセス準備作業で利用できます。追加できるカスタム・コンテンツに制限はありません。
マルチサイト・サポート
VPLサービスは、単一サイトから大規模なグローバル企業まで、あらゆる規模の業務に対応した高度なスケーラビリティを備えています。階層型マルチサイト・サポートの採用により、大規模な顧客でも全サイトでVPLコンテンツを共有できます。コンテンツを共有すれば、重複した形状の作成に時間を浪費せずに済み、システムに対する更新や修正をあらゆる場所のユーザ間で自動的に同期化できます。
あらゆるエンジニアリング・ツールとの統合に対応
VPLでは、カスタム・コンテンツを含むライブラリを活用して、ほかのツールのパフォーマンスを高められます。正確なコンポーネント・モデルを即座に入手できれば、コンポーネント・エンジニア、PCBレイアウト設計者、DFMアナリスト、プロセス開発エンジニア、ドキュメンテーション専門家、品質管理担当者などすべての人にとってメリットになります。
充実した仮想プロトタイピング
正確なコンポーネント・モデルをエンジニアリング・ツール・キットに組み込めば、VPLは製品の仮想「プロトタイピング」にフル対応します。これは高速のオフライン・シミュレーションであり、最初の製品やパイロットに先立って、物理的な設計特性を実装やテスト上の制約と比較検証することができます。「実物同様」に正確な寸法のパッケージ・データを利用して、はんだ接合形成、テストポイントのアクセシビリティ、ピックアンドプレースの制約、再作業のアクセシビリティなど多くの重要な製造プロセスをあらかじめ検証できます。
設計の変更が必要な場合、VPLは量産までの期間と下流エンジニアリング・コストを削減してさらに価値を発揮します。これは、ユーザがハードウェアに着手する前に、変更指示の影響を受ける部品の物理的な寸法属性について迅速かつ正確なフィードバックを提供することにより達成しています。BOMの改訂がはんだ付け性やテスト・ポイント・アクセスに影響を与えるかどうか確認する必要はないでしょうか。VPLをエンジニアリング・ソリューションの一部として導入すれば、即座に確認できます。