自動車業界で最も包括的なE/E(Electrical/Electronic)設計ツール製品ラインの発表
2005年10月12日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社:米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:東京都品川区、コーポ レート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウイリアムス、以下メンター)は、既に成功を収めている同社の車載エレクトロニクス向け製品群を大幅に拡張 し、自動車市場向けE/E(Electrical and Electronic)設計ソリューションとして業界で最も包括的な製品ラインを提供することを発表しました。最近買収した車載ネットワーク・ソリュー ションVolcanoと、車載メカトロニクス・サブシステムのための新しいモデリング/シミュレーション・ツールSystemVisionの追加により、 メンターは車載用システム(電気)および関連ハーネスの設計/解析、組込みシステム/ソフトウェアならびに車内ネットワーク設計のためのクラス最高のツー ル群を揃えたことになります。
これらの製品群は、完成された車載用E/E設計プロセス構築の基礎となります。メンターはまた、車載システム・アーキテクチャのオープン・スタンダード構 築に取り組む標準化団体AUTOSARのプレミアム・メンバーになったことを発表しました。
「車載システム設計には2つの主要な構成要素、すなわちメカニカル設計とE/E設計があります。E/E設計分野において、メンターは業界で最も幅広い製品 ラインを提供しているだけでなく、最も多くの、また多様な専門技術を持つスペシャリストを揃えることで市場をリードしています。車載システムの複雑化と、 AUTOSARのような標準化への取り組みが進んでいるということは、完成された電気設計ソリューションを提供するべき時期が来たということを意味してお り、メンターは幅広い車載E/E設計ニーズに対応可能なソリューションを提供できる業界唯一の企業です。我々はこの時期に車載E/Eへの投資とコミットを 行うことが弊社のお客様にとって長期的に大きな利益になると確信しています」と、メンターのCEO and chairmanのWalden C. Rhinesは述べています。
Volcanoの買収により、車載ネットワークのサポートを強化
メンターは最近行ったVolcano Communications Technologiesの買収により、電気システムとハーネス設計における強みを車内ネットワーク設計にまで拡大しました(2005年5月26日付けプ レスリリース、「Volcano Communications Technologiesの買収により自動車ソリューション・ポートフォリオを拡張」を参照)。Volcanoは車内ネットワーク・システムの開発をサ ポートするネットワーキングならびにデータ通信ソリューションで業界をリードする企業です。顧客にはアウディ、BMW、ボッシュ、ビステオン、ボルボが含 まれています。
SystemVision
SystemVisionを使って設計者は仮想プロトタイプによるシステムおよびコンポーネント(部品)のモデリングを行い、電気、機械、熱、油圧等各サ ブシステムの解析を実行することにより車載システム設計の成功を確実にすることができます。SystemVisionはベンダーに依存しない標準のミック スシグナル・モデリング言語であるVHDL-AMSに基づいており、OEMとサプライヤ間で非常に効率の高い情報交換が可能なため、「実行可能な仕様」の コンセプトに基づいたコミュニケーション上の問題を削減することができます。
VDA(ドイツの自動車業界団体)の自動車工学研究協会(Forschungsvereinigung Automobiltechnik)に属するWorking Group AK 30のスピーカー、Hessel氏は次のように述べています。「SystemVisionはその言語サポートと優れたパフォーマンスにより、AK 30のリファレンス・シミュレータの一つとなっています。」Hessel氏はSystemVisionの最初のユーザーの一社である、Hella KgaA Hueck & CoのEngineering Methods and Tools部門のチーム・リーダーです。
SystemVisionは成功を収めたメンターの電気システム設計ソリューション、Capital Harness Systems(CHS)と完全に統合されており、CHS独自の電気系解析ツール、Capital Analysisの機能を補完します。
CHS - 電気ハーネス・システム設計で市場をリードするツールセット
メンターのCHS製品群は全てのシステム構成要素を表現し、車両トポロジ(車両内ハーネス集合経路)に統合します。オプションやバリアント定義との組み合 わせにより合成されるEDS(Electrical Distribution System:電気的分配システム)は集中管理された場所に格納され、企業全体で再利用することが可能です。CHSの設計ツールでは、"Correct by design" を実現する高品質な結果により保証の適用を最小限に抑えるための解析、図面合成、企業レベル統合ツールがサポートされています。メンターは大手OEMおよ びサプライヤに対するEDSならびにハーネス設計ソリューションのリーディング・サプライヤであり、CHSはこれらの企業の多くで次世代ソリューションと して採用されています。
組込みソリューションによりメンターの製品ラインが完成
メンターは "Design to deployment" のコンセプトに基づき組込みソフトウェアの開発を総合的にサポートする製品により、包括的な自動車システム設計ソリューションを完成します。組込みソフト ウェア開発製品群、NucleusファミリはUMLを使った高位設計ツールからロイヤルティ・フリーのリアルタイムOS(RTOS)、そして車載アプリ ケーションおよびプロセッサのために特に設計されたミドルウェアまで、統合された開発者向けツールキットを提供します。
次なるステップ
メンターは車載エレクトロニクスおよびソフトウェアが成長を続ける中で自動車業界向けの製品を今後も拡張していきます。メンターはこの業界で最高のE/E 設計自動化ツール・ベンダーとなり、今日の競争の激しい市場において高い品質とコスト削減を達成するために大きく貢献したいと考えています。
E/Eおよびソフトウェアが車両の機能と顧客への影響の側面からますます重要になる中で、メンターは以下の項目に対応したソリューションの提供に力を注いでいきます。
・ 機能設計、アロケーション、再利用性
・ システム設計、ECU(Electronic Control Unit)設計および統合
・ 車両アーキテクチャ設計と最適化
・ ネットワーク設計と最適化
・ マルチドメイン解析
・ 車内ソフトウェア、メカトロニクス設計
・ 電気ハーネス・システム設計、製造
・ ドキュメンテーション、診断
さらに、メンターは今後も継続してUGS、Mathworks、Dassault Systemes等、自動車産業の主要なサプライヤとの戦略的提携を強化し、完成された設計環境に対する業界のニーズに応えます。
メンターの自動車ソリューションについての詳しい情報は、www.mentor.comをご覧下さい。
| ● | ハーネス・システム について | |
| http://www.mentorg.co.jp/products/electrical-design-software/ |
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E-mail: mktg_mgj@mentor.com
ニュース/プレスリリース
- メンター・グラフィックス、フリースケールから Virtual Garageを買収、電気設計ツールを拡張 (2010年02月23日)
- ASIA Company、メンター・グラフィックスの CHSを使用してワイヤハーネスの設計サイクルを短縮 (2010年02月08日)
- 韓国航空宇宙産業、メンター・グラフィックスのCHSツールを使用して電装システムの設計期間を短縮 (2009年09月16日)
- メンター・グラフィックス、VeSysの新バージョンを発表 (2009年04月10日)
- TATA Autocomp Systems Ltd.、メンター・グラフィックスの電気システム設計ツールの利用を拡大 (2009年03月17日)