FordがCHS電気設計ツールを使った標準化を全世界で実施

2006年10月18日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コーポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター・グラフィックス)は本日、Ford Motor Companyが車載電装システムの設計にメンター・グラフィックスのCHS フローを使って全世界で標準化を実施する決定を行ったことを発表しました。これによりCHSは、Jaguar®、Land Rover®、Mazda® 、Volvo® ブランドをはじめとするFordグループ全体で利用されることになります。Ford Motor CompanyはCHSの強力な電気システム設計・統合ソフトウェア、ならびにCHSハーネス設計・コスト算出ツール群を配備していきます。

このようにCHSフロー全体を利用することでFordは時間のかかる様々なタスクを自動化し、開発生産性の大幅な向上を図ります。特に、CHSの生産的な 設計フローにより部品とシステムの再利用が推進されることにより、まとめ仕入れが可能になり、またルールドリブンかつ構築時に正しさの保証されるシステム により配線の間違いを解消できるようになります。CHSは独自の配線合成技術により、最新の自動車に必要とされる市場別の複雑な構成に伴う様々なオプショ ンやバリアントを考慮しながら、全ての配線インターコネクトを自動的に構築することが可能です。

Fordではメンター・グラフィックスのハーネス設計およびコスト算出ツールも導入するため、データは設計プロセス全体でスムーズに共有でき、これには大 手ハーネス・サプライヤとの連携も含まれています。これによりDesign-for-Manufactureの強化を図れる他、強力な設計変更プロセスも サポートされます。

CHSの根幹を成すのは、電気設計の複雑性という問題を解決するには設計データの管理が鍵であるという考え方です。この複雑性の多くは、前述した膨大な構 成に伴う問題から来るものであり、これはFordのみならずあらゆる自動車OEMが直面する課題です。CHSはデータ・セントリックなツール群であり、各 ソフトウェア・アプリケーションはCapital Manager™ アプリケーションに含まれる共通のオブジェクト・モデルを中心に構築されています。電気設計フローにおいて各構成間の複雑な関係を把握、対応することによ り、CHSはこの複雑性に対する適切な管理を実現します。

「CHSを導入することにより、Ford Motor Companyはこれらの最新技術を積極的に展開しようとしています。現在の自動車において電気システムは非常に影響の大きい側面です。CHSを使った標 準化を推進することで、Fordはコスト、信頼性、タイム・トゥ・マーケットの向上を部品番号管理、設計エラーの削減、アーキテクチャ最適化等を通じて達 成していく計画です。」メンター・グラフィックスのIntegrated Electrical Systems Division、General ManagerのMartin O'Brienはこのように述べています。


ハーネス・システム について
  http://www.mentorg.co.jp/products/electrical-design-software/


E-mail: mktg_mgj@mentor.com