EDGE Compiler
組込みシステムの開発者には、コンパイラ・ツールキット、つまり、C、C++、およびアセンブリ言語の組込みソース・コードを受け取り、最終的なバイナリ・イメージを生成するために必要な処理をすべて実行するツールセットが必要です。
EDGE Compilerは、組込みシステムの開発者向けの完全なコード開発ソリューションです。コード生成と最適化の多様な設定により、ターゲット・アプリケーションのニーズに合わせて細かく調整したコードをコンパイルすることができます。
特長と利点
プロセッサ・バリアントのサポート
EDGE Compilerは、市場でダイナミック・バリアント・サポート(DVS)を提供する唯一のコンパイラです。EDGE Compilerでは、テキストファイルを変更するだけで、プロセッサの変更に即座に対応できます。この機能により、予期しない半導体の問題が発生した場合に、新しいコンパイラのリビジョンが動作可能になるまで待つ必要がないので、プロジェクトのリスクが低減されます。
リンカの詳細制御
組込みシステムのメモリ・アーキテクチャはそれぞれに異なり、独自の特性を有することがあるので、性能を最大に発揮するには、コードをどこでどのように実行するかを制御することが重要です。精細割り当て(FGA)機能により、テキストベースのコマンドファイルを使用して、コード配置を非常に細かく制御できます。
使いやすいマップファイル
メモリ割り当ては非常に重要なので、組込みシステムの開発者は、組込みアプリケーション専用に設計されたツールが生成する詳細リンカマップに多大な注意を払います。EDGE Compilerは、これらのマップを使いやすくすることにより、開発者がより作業しやすい環境を提供します。マップファイルはXML形式で、Webブラウザで表示できます。ファイルには、FGAコマンドファイルのコピーを始めとする多数のリストがあります。セグメントが分かりやすく表示され、1回のマウスクリックで様々な基準でソートできます。明確なセクションのまとめが含まれています。
アグレッシブな最適化
すべてのモダン・コンパイラはコード生成を最適化しますが、組込みシステムの設計者にとってはそれだけでは十分でありません。EDGE Compilerは、アグレッシブな最適化機能を装備しており、その多くがターゲットのプロセッサ・アーキテクチャに対応しています。個々に独特な組込みシステム設計に対し、そのシステムの条件を仮定することができないため、最適化を非常に細かく制御できる機能も装備しています。
主な特長
- ANSIに完全準拠
- asmや割り込みキーワードなど、手作業によるアセンブリ言語の作成を不要にする拡張機能
- 包括的な診断メッセージ
- 簡単なアセンブリ言語のインタフェース、およびインライン・アセンブリのサポート
- 完全なリエントラントなコードの生成
- C++のI/Oクラス・ライブラリ
- EDGE Debugger用のシンボル生成
EDGE Developer Suite
EDGE Compilerは、EDGE Developer Suiteを構成するコア・コンポーネントの1つです。他のコンポーネントについては、こちらをご覧ください。
データシート
- EDGE Compiler (PDF, 543KB)
ツールボックス
- 技術文献 : コンパイラによる組込みソフトウェア設計者の支援 [英語]
- 技術文献 : 組込みコンパイラ・テクノロジの革新: 精細割り当て[英語]
- オンデマンドWebセミナー: Embedded & Desktop Compilers - "What's the difference?" [英語]
- オンデマンドWebセミナー: From Desktop to Target: What You Need From Your Developer Suite [英語]
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