EDGE Debugger
EDGE Debuggerは、標準的なデバッグ機能に加え、高度なスクリプト作成、I/O表示、およびOSアウェアネス対応など優れた機能を装備しています。これにより、組込みソフトウェア・エンジニアは、デバッグに費やす膨大な時間を軽減できます。
Eclipseベース
EclipseベースのEDGE IDE内にシームレスに統合されたEDGE Debuggerは、実際のターゲットかシミュレーションでデバッグしているかどうかにかかわらず、一貫性のある環境を提供します。
特長と利点
カスタム・ハードウェアのサポート
EDGE Debuggerには、カスタム・ハードウェア(レジスタ・バンクや周辺デバイスを含む)をXMLファイルで容易に記述できるデータ駆動型アーキテクチャがあります。ツール設定から接続パラメータやデバッグ・プローブ機能までのすべてを、この方法で指定できるので、セットアップとコンフィギュレーションの時間が短縮されます。
コンフィギュレーション可能なレジスタ・ビュー
EDGE Debuggerでは、カスタム・レジスタ・バンクをレジスタ・ビューに追加して、各ビットを表示できます。システム内で何が起きているかをすべて知ることができます。
ターゲットデバッグとホストデバッグの統一
EDGE Debuggerは、ターゲット・ハードウェアでのデバッグ、およびEDGE SimTestのシミュレーションによるホスト・ワークステーションでのデバッグをサポートしており、この2つをシームレスに切り替えることができます。
業界をリードするスクリプトをサポート
EDGE Debuggerは、デバッガの先進な自動化とカスタマイズを促進する「コードレット」(codelets)によるユーザ定義をサポートし、ターゲット・メモリ、レジスタ、関数などにアクセスできます。これにより、プロジェクトのニーズに合わせてデバッグ環境をカスタマイズできます。コードレットをブレークポイントへ取り付けることで、デバッグ中にカスタムな自律動作することもできます。
統合ASMデバッガ
組込みのCやC++のコードだけでなく、EDGE Debuggerは、アセンブラのソースレベル・デバッグを処理することができ、インライン・アセンブラ・コードもサポートします。
テストの自動化
コードレットを使用してリグレッション・テストのスクリプトを作成し、組込みアプリケーションの異常を即座に特定して対処できます。
インフォメーション・オーバーロードの防止
膨大な量のデータをさまざまな形式で表示して、解析できます。関連する情報をWebサーバに送るようEDGE Debuggerに命令することで、長期間システムを監視できます。ステータスもリモート表示できます。
カーネル・アウェアネス
EDGE DebuggerはNucleus RTOSと密接に結合しており、セマフォ、パイプ、イベントなどのシステム・オブジェクトを表示して、マルチタスクのデバッグが非常に簡単にできます。
コードレットによるカスタマイズ
EDGE Debuggerには、強力なスクリプト機能があります。このスクリプトは「コードレット」と呼ばれ、C言語の構文をベースにしています。コードレットはすべてのターゲット・リソース、およびデバッガの多くの機能にアクセスできます。コードレットにより、特定アプリケーションの厳密な要件、および独特なデバッグの課題に合わせてEDGE Debuggerをカスタマイズすることができます。コードレットの使用例をいくつか示します。
- 複雑なスタートアップ・ルーチンの自動化
- リコンパイルなしでターゲット・コードを挿入
- 異なるソースから情報を表示
- システムでリグレッション・テストの実行
- タイプ特有のコンテキスト・センシティブ・ツールチップの実装
チャンネル・ビューアによるフレキシブルなデータビジュアライゼーション(可視化)
コンピュータ内ではデータは2進数で表されており、これは人間にとって本質的な意味をほとんど持ちません。このようなデータは、適切に解釈できるように他の形式で表す必要があります。一般的な例として、16進数やASCIIテキストがあります。EDGE Debuggerは、チャンネル・ビューアと呼ばれる機能により、これを一歩先に進めます。チャンネル・ビューアはデータ・ストリームを収集し、意味のある形式でユーザに表示します。ビューアで使用できるデータ形式には、次のものがあります。
- テキスト
- ビットマップ(jpeg、gif)
- オーディオ(wav、mp3)
- ビデオ(mpeg4)
- ストリップ・チャート
- VT-100
簡単なターゲットのカスタマイズ
EDGE Debuggerのターゲット・サポート・ウィザードにより、適切なコアと関連するペリフェラルのセットを視覚的に選択して、フル構成のターゲット・サポート・プロジェクトを作成できます。ターゲットの視覚的な表示は、EDGE Debuggerのターゲット・ビューアから可能です。
EDGE Developer Suite
EDGE Debuggerは、EDGE Developer Suiteを構成するコア・コンポーネントの1つです。他のコンポーネントについては、こちらをご覧ください。
データシート
- EDGE Developer Suite (PDF, 1MB)
ツールボックス
- 技術文献 : コードレット [英語]
- 製品デモ : 組込みシステムの製品デモ [英語]
- 技術文献 : 次のコンパイラやデバッガの選択が成否の鍵 [英語]
- ソフトウェア評価版 : EDGE Developer Suiteの評価
お問い合わせ
- 製品情報リクエスト


