最新Nucleusソフトウェア製品シリーズによるNios IIエンベデッド・プロセッサのサポート
Eclipseベース開発ツールからコンフィギュアブルなRTOSまで

2005年12月20日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社: 東京都品川区、コーポレート・ヴァイス・プレジデント: パトリック・ウイリアムス)のアクセラレイテッド・テクノロジー事業部(以下アクセラレイテッド・テクノロジー)は、Nucleus EDGE組込み統合開発環境を中心とする最新開発ツール群によるアルテラ・コーポレーション(本社: 米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO: ジョン・デイナ、日本法人: 東京都新宿区西新宿、代表取締役社長: 日隈 寛和)のNios IIエンベデッド・プロセッサ・ファミリのサポート開始と、Nucleus RTOSによる同プロセッサへのサポート強化を発表します。

EclipseをベースとするNucleus EDGE統合開発環境は、設計から実装までを一貫したオープンな環境で提案することにより、多様な組込み開発環境の一元化を実現します。組込みシステム開 発に欠かせないプロジェクト管理、ビルド管理、ソースエディタなどを充実した機能で提供するとともに、デバッガ(Nucleus Debugger)、コンパイラ(Nucleus C/C++ Compiler)、コードカバレッジ、プロファイラ(Nucleus Profiler)などをプラグインし、組込み開発プロセスを終始一貫サポートします。さらに、UMLのサブセットであるxtUMLを利用する上流設計手 法による組込みシステムの設計とソースコード生成を実現するNucleus BridgePointモデリングツールも、Nucleus EDGE環境へとプラグインすることが可能です。

また、Nucleus RTOSとミドルウェアを含めたNucleus組込みソフトウェア製品群に、自動コンフィギュレーション機能を新たに追加しました。これにより、FPGA に何らかの変更が加えられた場合には、アルテラのSOPC Builderシステムレベル開発ツールを使用して、速やかにNucleus PLUSリアルタイムOSおよびミドルウェアを自動的にコンフィギュアし、適合させることが可能となりました。この機能は、アルテラの HAL(Hardware Abstraction Layer)を介して行われるため、Nucleusのコードを追加、削除したり、アドレス変更などを手書きで記述したりすることなく、FPGA内のハード ウェア・コンポーネントを自在に移動することができます。このことから、ハードウェアコアを変更した場合にも、Nucleusソフトウェアを即座に使用す ることが可能です。

「Nios IIが2万人を越える世界中の組込み開発者によって採用された主な理由として、その使いやすさと柔軟性が挙げられます。Nucleus EDGE環境はNios IIが持つこれらの特長を強調し、NucleusのコンフィギュラブルなRTOSによるNios IIプロセッサのサポートは、システムデザインのさらなる柔軟性を提供します。ソフトウェア・コンポーネントを含めてFPGAを簡単に再構成できるという 能力は、組込み開発者が専門分野に集中することを可能とし、迅速な製品化を実現します。」(アルテラ、ソフトウェアおよびNiosマーケティング担当ディ レクタ: クリス・バロー)

「FPGAに搭載されるNios IIは、Nucleusユーザが使用するプロセッサ・アーキテクチャとしてその普及が進んでいます。自動コンフィギュレーション機能を持つNucleus ソフトウェア・コンポーネントとNucleus EDGE開発ツールのコンビネーションは、Nios IIベースの組込みシステム開発のより一層の効率化を実現します。」(アクセラレイテッド・テクノロジー、プロダクト・マーケティング・マネージャー: グレン・ジョンソン)

Nios IIプロセッサを使用する開発者は、自動的にコンフィギュレーションされたNucleusのソースコードを使用して、Nucleus EDGE環境においてプロジェクトを短時間で作成し、製品の構築とデバッグを行うことができます。Nucleusソフトウェア・コンポーネントの自動コン フィギュレーション機能とNucleus EDGE環境によるNios IIサポートのコンビネーションは、マルチコア、マルチプロセス・デバッグ能力、カーネルアウェアネス、ハードウェア・ブレイクポイントおよび強力なスク リプト言語サポートなどの機能を提供し、製品化まで至る開発コストを削減します。

そのほか、C++、μITRONおよびPOSIX API、SHELLコンソール、暗号化ソフトウェアとSSL技術を含むNucleus NETネットワーキングスタック、Nucleus FILEファイル管理システム、組込みWedサーバ、そして拡張プロトコルパッケージなどのNucleusソフトウェア・コンポーネントが、Nios IIプロセッサをサポートしています。

アクセラレイテッド・テクノロジー事業部について
EDAのテクノロジー・リーダであるメンター・グラフィックスは、EDAベンダーとして唯一組込みシステム開発ソリューションにフォーカスを置き、ハード ウェアとソフトウェアの両側面を包括するソリューションを提供しています。メンター・グラフィックスのアクセラレイテッド・テクノロジー事業部は、本部を 米国アラバマ州モービル市に構え、世界各地に営業所と代理店を持ちます。組込みシステム開発者に最高品質のサービスを提供することを使命とし、分かりやす いコメントの入ったソースコードと、業界をリードするロイヤリティ不要ビジネスモデルに基づくRTOSやミドルウェアを始めとし、xtUMLベースのモデ リングツール、プロトタイピングツール、その他開発ツールなど提供することにより、time-to-marketを短縮し、エンジニアに完全なソリュー ションを提供します。

 

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本件に関するお問合わせ

メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
マーケティング部
エリソン 有理
E-mail: yuri_ellison@mentor.com