メンター・グラフィックスがNucleus FILE 3.1をリリース

2006年07月26日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コー ポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター)は本日、複数のファイルシステムフォーマットおよびデバイスドライバを同一 のAPIによってサポートする、最新のNucleus FILEファイル管理ソフトウェアのリリースを発表します。本リリースは、複数のファイルシステムフォーマットおよびデバイスドライバを、同一のファイル アプリケーションを使用し迅速かつ容易に連携する組込みストレージシステムの構築を可能とし、コスト削減につながる開発時間の短縮を実現します。

複 数のファイルシステムフォーマットやIDE/ ATAハードドライバ、SDカード、CDROMおよびレジデントフラッシュなどの、多様なメディアストレージデバイスをサポートする組込みデバイスへの ニーズは常に高まっています。Nucleus FILEは、シンプルなデータストレージから複数のファイルシステムフォーマットを使用する複雑なマルチデバイスシステムまで、広汎なアプリケーションに 対応する伸縮自在なレイヤおよびモジュール設計によってこのニーズに応えます。この最新のファイルアーキテクチャを使用することで、新しいストレージ技術 が導入されるたびにアプリケーションを再度書込む必要性が排除され、新しいカスタムファイルシステムフォーマットやデバイスをシンプルな同一のAPIを使 用し、容易にファイルシステムに追加し管理することが可能となります。NucleusファイルシステムAPIを変更することなくレジデントフラッシュデバ イスを使用できるよう、独自に開発したフラッシュファイルシステムを、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムフォーマットなどの標準ファイルシステムにプラグインすることもできます。

「Nucleus FILEに追加された新機能は、標準および独自仕様のファイルフォーマットをサポートするスケーラブルな組込みファイルシステムの構築を、アプリケーショ ン開発を複雑化することなく実現する、より優れた柔軟性を開発者に提供します。」と、メンターの組込みシステム事業部、プロダクト・マーケティング・マネ ジャーのグレン・ジョンソンは語っています。

Nucleus FILEがサポートするサードパーティーのファイルシステムのひとつに、電源断やその他の障害時にユーザやメタデータを保護するトランザクションシステム 上に構築された、フォールトトレラントなファイルシステムである、Datalight社のRelianceが挙げられます。

RelianceとNucleus FILEのコンビネーションは、Nucleus FILEの柔軟性と卓越した機能性に加え、安定したデータ保全性をNucleus FILEユーザに提供します。本リリースによるRelianceのサポートの追加は、すでに数年にわたり高信頼性フラッシュファイルシステムFlashFX ProをNucleus FILEと併用するNucleusカスタマーに、比類のないパフォーマンス性とデータ保全性を提供します。」と、Datalight社のプロダクト・マーケティング・マネジャー、コートニー・ジェイコブソン氏は語っています。
日本国内では、エーアイコーポレーション社がDatalight社の日本総代理店として、ライセンス販売およびサポートを行っています。

Nucleus FILEには、ファイルおよびディレクトリ管理API、ファイルシステム、そしてデバイスドライバフレームワークが含まれます。Nucleus FILEのAPIは、下位のファイルシステムフォーマットやデバイスドライバと通信できるよう、ユーザアプリケーション向けの共通インタフェースを提供し ます。Nucleus FILEシステムは、通常FATファイルシステムと呼ばれるMS-DOSに加え、CDROM向けにレベル1およびレベル2を含むISO9660ファイルシ ステム、そしてJoliet拡張サポートなどの標準ファイルシステムフォーマットを順次サポートしてまいります。

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