メンター・グラフィックスがNucleus Cipherアクセラレータをリリース

2006年08月14日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コー ポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター・グラフィックス)は、ハードウェア暗号化アクセラレーションをサポートする Nucleus Cipherスイートのプラグインである、Nucleus Cipherアクセラレータのリリースを発表します。Nucleus Cipherアクセラレータは、セキュリティアプリケーションのパフォーマンス性を高め、データスループットやプロセッサ使用率を向上させます。 Nucleus Cipherアクセラレータの初期リリースは、フリースケール・セミコンダクタ・インク(ニューヨーク証券取引所銘柄コード:FSL、FSL.B)の ColdFire MCF5235、MCF5271、MCF5275、MCF547x、MCF548xおよびPoweQUICCⅡ MPC8272、MPC8248プロセッサをサポートします。

「私 たちは、ColdFireのハードウェア暗号化アクセラレータを活用したことを大変嬉しく思っています。Nucleus Cipherアクセラレータのリリースは、ColdFireプロセッサを使用する開発者にパフォーマンスとセキュリティを同時に提供します。」と Freescale Semiconductor IncのProduct Management、Manager、Bill Krakar氏は語っています。

Nucleus Cipherスイートは、防衛、ネットワーク装置(ルータやVPNゲートウェイなど)、医療およびPOSターミナルなどのデバイスにおける機密データを保 護することが可能な、暗号アルゴリズムの集結です。従来のソフトウェア暗号化は、多大なCPU処理時間を消費してしまうという欠点があります。組込みアプ リケーションにNucleus Cipherアクセラレータを追加することで、CPUに集中された処理作業がハードウェアへと移行され、暗号化タスクのスピードアップと同時に、より重要 なタスクのために処理時間を開放することが実現可能です。

Mentor Graphics CorpのEmbedded Systems Division、Product Marketing Manager、Glen Johnson は次のように述べています。「シリコン・ベンダーは、特化した暗号化ハードウェアによって組込みデバイスへの高まるセキュリティニーズに応えています。Nucleus Cipherアクセラレータは、この暗号化ハードウェアをフル活用することで組込みアプリケーションにおけるパフォーマンス性を最大限に発揮させます。」

Nucleus Cipherスイートは、Nucleus IPsec(IPセキュリティ)、Nucleus L2TP(レイヤ2トンネリングプロトコル)、Nucleus SNMP(シンプルネットワーク管理プロトコル)およびNucleus PPP(ポイントツーポイントプロトコル)にプラグインすることができます。これらのソフトウェアプロトコルは、ハードウェア暗号化処理を即時に活用して パフォーマンスを向上させることが可能です。


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