メンター・グラフィックスがNucleus PLUS RTOSをバージョンアップ
2006年10月30日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コー ポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター・グラフィックス)は本日、主力製品Nucleus PLUSリアルタイム・オペレーティングシステム(RTOS)のメジャーバージョンアップとなる、Nucleus PLUS 2.0のリリースを発表しました。本リリースは、広汎なターゲット市場に向けた組込みアプリケーションの構築を実現するために、より使いやすく、より高速 かつコンパクトなRTOSを開発者に提供します。
「今回の改良は、スピード、サイズそして使いやすさに焦点を置いています。すでに業界一の使いやすさを特徴とする高速かつコンパクトなNucleus PLUS RTOSに対し、カスタマーはさらなるスピード、サイズ、そして使いやすさの向上を求めていました。これらすべてのニーズがNucleus PLUS 2.0において実現されています。」と、Mentor Graphics CorpのEmbedded Systems Division、General Manager、Neil Hendersonは語っています。
Nucleus PLUS RTOSは、ジェネリックコードとハードウェア依存コードで構成されています。通常ジェネリックコードは、以前のアプリケーションにおいてすでに検証され ておりプロセッサごとに変更する必要がないため、今回のバージョンアップは割込み制御やツールに携わるコードなどの、ハードウェア依存コードあるいはハー ドウェア固有コードと呼ばれる部分の改良に焦点が置かれています。開発工程の効率化のため、ハードウェア固有のコードはアーキテクチャやコア、プロセッ サ、開発プラットフォームおよびツールセットといった論理的な区分けを行っています。これにより、コードの再利用性が高まり、移植が容易になります。
今回のメジャーバージョンアップによって、Nucleus PLUS RTOSが今まで持っていたアセンブリコードのほとんどの部分をANSI Cに置き換え、内部構造の単純化を図りました。
これらによって、ライフサイクルの短い製品や、開発工数の減少といった問題に直面しているお客様においては、プラットフォームからプラットフォーム、かつ 評価ボードからカスタムハードウェアへと、より容易かつ正しく移植を行うことが可能となります。これらの改善結果として、Nucleus PLUS RTOSにおいてはフットプリントや応答性能の向上が実現されています。
医 療機器や工業製品、航空関連やその他の輸送産業においての規制基準を満たさなければならないお客様にとっては特に、複雑性の軽減やパフォーマンス、そして 品質の向上といったメリットを得ることができます。開発用のハードウェアからカスタム化されたハードウェアへの移植工数が少なくかつ的確に行えるのみでは なく、これまでNucleus PLUSを用いたシステムで利用していた試験や認証情報の多くを再利用することが可能です。
「リアルタイム・オペレーティングシステムは、十年以上にわたり使用されその信頼を確立してきました。そのため今回の改良も慎重に考慮し、その結果、主にNucleus PLUS RTOSのハードウェア依存コードに改良を加えました。ジェネリックやハードウェアに依存しない機能は、すでに数多くの世界中のデバイスにおいてその信頼性が実証されています。」と、Mentor Graphics CorpのEmbedded Systems Division、Product Marketing Director、Glen Johnsonは語っています。
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メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
コーポレート・マーケティング部
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