メンター・グラフィックスがNucleus POSIXをバージョンアップ
2007年02月01日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州)は、バージョンアップされたNucleus POSIXに、ネットワーキングアプリケーション向けのサポートを追加したことを発表しました。本リリースにより、POSIX APIを必要とする組込みネットワークアプリケーション開発者は、Nucleus POSIXとNucleus NET(TCP/IPプロトコルスタック)を連携させることによって、ネットワーク機能を含めたPOSIXアプリケーションを開発することが可能となりま す。
米 国電気電子学会(IEEE)により規定されたIEEE 1003.13-2003(POSIX)APIは、多くの会社のアプリケーションにおいて利用されています。このPOSIX標準APIを使用することで、 他の価値あるオペレーティングシステム(OS)への容易な切り替えができます。この度バージョンアップされたNucleus POSIXは、このような場合において迅速かつ容易なNucleus RTOSへの移行を可能とします。
「PC向けのOSと異なり、組込みOSは非常に競争率の高い市場といえます。企業は、新しいデザインの要求によりフィットするOSへの移行を余儀なくされています。Nucleus POSIXは、最小限の開発投資でレガシーOSからNucleus OSにアプリケーションを移行することを可能にします。」と、Mentor Graphicsの Embedded Systems Division、product marketing manager、Glen Johnsonは語っています。
このNucleus POSIXには、POSIX基本ライブラリ、POSIX非同期I/Oライブラリ、POSIXファイルシステムライブラリ、POSIXランタイムライブラリおよびPOSIXネットワークライブラリが含まれています。また、Nucleus PLUS(RTOS)、Nucleus FILE(ファイル管理)、Nucleus FAL(ファイルシステム抽象化レイヤ)、Nucleus MMU(メモリ管理)、Nucleus USB(USBサポート)、Nucleus IPC(プロセス間通信)、Nucleus DDL(ダイナミックダウンロード)およびNucleus NET(TCP/IPプロトコルスタック)といったミドルウェアと連携させることが可能となっており、これは組込みシステムにおける新たな価値となることでしょう。
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