Nucleus OSがマルチメディア・デバイスに快適なユーザ体験を提供
2008年01月30日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、高い耐電源障害性を実現するファイルシステ ム機能を備えたNucleus OSを発表しました。新機能を搭載したNucleus OS - Safe File Systemは、常駐NOR、NANDおよびDataFlashフラッシュ・ストレージを持つ、信頼性の高いマルチメディア・デバイスに必要とされる実質 100%の耐電源障害性を提供します。
「マルチメディアやポータブル・デバイスにおけるフラッシュ・ストレージの利用が 急激に拡大する中で、MP3プレーヤーであれ医療用モニタリング装置であれ、電源が落ちた後にアプリケーションが問題なく復旧することを、ユーザは期待し ています。耐電源障害性を持つファイルシステム機能を取り入れることで、Nucleus OSは機能豊富で強力なプラットフォームへと着実に進化し続けており、携帯電話から家電製品、医療機器に至るまで、幅広い組込み機器メーカーが納得する価 値を提供します。」メンター・グラフィックスのEmbedded Systems Division、General ManagerのNeil Hendersonはこのように語っています。
従来の組込みデバイスは、電池切れなどの予期せぬシステム中断に弱く、セ クタ破損や動作不能などの不具合発生がしばしば見受けられました。耐電障害性を備えたファイルシステムは、このような突然のシステム中断に伴うファイル異 常を解消し、関連する誤作動に対応するための出張修理や保証修理返送を回避できることから、結果として快適なユーザ体験を実現するデバイスの市場投入が可 能となります。
Nucleus OS - Safe File Systemの基本動作は、情報消去を行う前に必ず完全に新規のファイルシステムを用意するという比較的シンプルな仕組みにより実現されています。これに より、最悪の事態が発生しても、書込み前の状態、あるいは新規変更を反映した形でシステムを再構築することができます。DOS互換ファイルシステムや他の 多くのファイルシステムでは、これを保証することができません。コンセプトはシンプルですが、フラッシュデバイスの書込みと消去の時間は比較的に長くなり がちなため、これらの処理を行う回数を最低限に抑えられるということが非常に重要です。Nucleus OSの耐電源障害ソリューションは非常に高い安定性と高速で効率的なシステム・アーキテクチャを持ち、ファイルシステムの高速起動が可能です。
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