メンター・グラフィックス、フリースケールのPower ArchitectureプロセッサでAndroidをサポートし、 新たなアプリケーションと市場を開拓
2009年07月31日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社:米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、組込みLinuxおよびAndroidソ リューションのリーディング・プロバイダであるEmbedded Alleyの買収を通じて汎用化の進むAndroidモバイル・アプリケーション・プラットフォームを拡張し、フリースケール・セミコンダクタ・インク (以下フリースケール)のPower Architectureテクノロジに基づくQorIQおよびPowerQUICC IIIプロセッサをサポートすることを発表しました。メンター・グラフィックスの組込みソフトウェア製品ラインアップにEmbedded Alley Development Systemを加えることで、業界をリードするPower Architectureプロセッサ搭載製品でのAndroidおよびLinuxの利用を支援します。
このEmbedded Alley Development Systemの新たなリリースにより、メンター・グラフィックスはGoogle/OHAソフトウェア・スタックに対するアプリケーション空間を拡大してい きます。QorIQおよびPowerQUICC IIIプロセッサ上でAndroidをサポートすることにより、ネットワークおよびアプライアンス、ストレージ、プリンタ、マルチメディア、産業用制御ア プリケーションを含む数多くの業界およびアプリケーションに対してAndroid利用の門戸を広げます。
「Power ArchitectureテクノロジのノウハウとAndroidプラットフォームに対する深い知識により、メンター・グラフィックスは、フリースケールに とっての強力なエコシステム・パートナー、また機器メーカーにとっての理想的なサプライヤとなることができます。フリースケールの主要Power Architectureプロセッサ上でのAndroidサポートは、コンシューマ品質のユーザ・インタフェースおよびアプリケーション・フレームワーク をもたらし、インテリジェント・デバイスおよび産業用装置の開発の新境地を開拓します。」メンター・グラフィックス、Embedded Systems Division、General Manager、Glenn Perryはこのように語っています。
「QorIQおよび PowerQUICC IIIプロセッサでAndroidが利用可能になることは、フリースケールのお客様にとって差別化されたユーザ体験を実現するための選択肢が増え、柔軟性 が高まることを意味します。メンター・グラフィックスとのコラボレーションにより、機器メーカーは自社の付加価値アプリケーションまたはAndroid Marketplaceから入手したシュリンクラップ・ソフトウェアを使用して、フリースケールのプロセッサを使ったスマートで多機能な機器を開発するこ とができます。」フリースケール、Networking and Multimedia Group、Platform Product Management担当Senior Manager、Kamal Khouri氏はこのように述べています。
Power Architectureプロセッサに対するAndroidサポートのためにメンター・グラフィックスが行った開発および製品化作業には、Android 専用のLinuxカーネル・パッチ(2.6.28用)の統合およびその他以下のような幅広い内容が含まれています。
- アーキテクチャおよびビルド・サポート、Dalvikアクセラレーションのための包括的な最適化を含め、Androidの仮想マシンDalvikをフリースケールのPowerQUICCおよびQorIQプロセッサに移殖
- Power Architectureテクノロジに対応させるためAndroidバイオニック・ランタイム・ライブラリおよびリンカ・サポートを拡張
- すべてのソフトウェア・モジュールに対し、SPE APUおよび/またはPower Architecture FPUパフォーマンス・エンハンスメントを適用
- ボード・サポートおよび産業別デバイス・ドライバ、CODECおよびその他のミドルウェアを統合、テスト
- カ スタマイズ可能なEmbedded Alley Development SystemのAndroid Software Development Kit(SDK)およびAndroidターゲットにおいてPower Architectureテクノロジをサポート
- Androidスタック・コンポーネントおよびシュリンクラップAndroidアプリケーションのプラットフォーム・テストおよび統合テスト
提供時期
Androidベース機器向けEmbedded Alley Development Systemは2009年8月に提供を開始します。最初のリリースはOpen Handset AllianceのAndroid “Cupcake”リリースに基づくもので、このツールキットにはFreescale MPC8536E開発システムに対するサポートと、メンター・グラフィックスによるカスタマ・サポートが含まれます。より詳しい情報は、メンター・グラ フィックスのWebサイト、www.mentor.com/embeddedをご覧ください。
マルチOS、マルチコア開発に向けたメンター・グラフィックスのAndroid/Linux開発エコシステムについての詳しい情報は、Webサイトhttp://www.mentor.com/products/embedded_software/android-linux-multicore/をご覧ください。
メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックスは、EDA(Electronic Design Automation)のテクノロジ・リーダーとして、高性能な電子機器を短期間でよりコスト効率よく開発するためのハードウェアおよびソフトウェアのソリューションを提供しています。ますます複雑化する基板およびチップ設計の世界でエンジニアが直面する様々な設計上の課題を克服するための革新的な製品お よびソリューションを提供します。メンター・グラフィックスは業界で最も幅広いクラス最高の製品ポートフォリオを有し、EDAベンダとして唯一組込みソフ トウェア・ソリューションを持っている企業です。メンター・グラフィックスについての詳しい情報はhttp://www.mentorg.co.jpをご覧ください。
Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
組込みソフトウェアについて
本件に関するお問合わせ
メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
コーポレート・マーケティング部
E-mail: mktg_mgj@mentor.com
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