Nucleus OS
Nucleus OSは効率的なリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)で、記憶装置/データベースの管理、USB、ネットワーキングと接続、マルチメディア・テクノロジ、および先進のグラフィカル・ユーザ・インタフェースを装備しています。Nucleus Kernelの無償評価版をダウンロードして、Nucleus Kernel APIのすべての機能を試してみてください。
リアルタイム性能
Nucleus OSは、リソースの制約(周波数とメモリ)があるデバイス、およびサイクルあたりの消費電力の削減が求められる環境にとって、理想的なRTOSです。Nucleus OSを採用することにより、設計者は、OSが全体の性能に影響を与えないことを確信して、製品に専念できます。
Nucleus OSは、カーネル・サービス、カーネル拡張、およびAPIで構成されています。モジュール型コンポーネントで構成されるNucleus OSは、大幅にコストを削減するだけでなく、システム動作に必要なROMとRAMの容量を容易に低減できます。
特長
BOMコストの削減
すべてのNucleus OSコンポーネント同様に、Nucleus Kernelのソースコードは製品購入時に追加費用なく提供されます。コンパクトなカーネルサイズ(小さなフットプリント)という特長から、今日市場にある他のOSと比較した場合、システム・リソース(メモリ、キャッシュ、CPUサイクル)に負担をかけることがありません。その結果、ハードウェア・コストを最小限に抑えつつ最大限の性能を引き出すことが可能になります。
デターミニスティックなリアルタイム応答による利点
リアルタイム処理には、デターミニスティック性(一定時間応答性)、高速割込み応答、素早いコンテキスト切替えが求められます。Nucleus Kernelは2層構成の割込みメカニズムにより、クリティカルなセクション処理に必要とされる時間を最小化します。
慣れ親しんだAPIによる開発が可能
ANSI C、POSIXリアルタイム拡張、C++、µITRON APIがすべて利用可能です。
マルチコア・システムでのリアルタイム応答を保証
非対称型、対称型、およびスレッド・アーキテクチャに適したNucleus IPC(Inter-Processor Communications)が、マルチコア・チップの同期と通信のための柔軟で高速なゼロコピー・メカニズムを提供します。
簡単なMMU(メモリ管理ユニット)の実装
バグの早期発見により品質を向上し、やっかいなリコールの発生を解消できます。Nucleus MMUはMMUハードウェアをサポートし、タスクからシステム・オブジェクト、カーネル全体までの幅広いサービスを保護します。Nucleus MMUをデバッグ・ツールとして使用することでTime-to-Marketを短縮したり、システム内に組み込むことにより最終製品の保護に活用したりすることが可能です。すべてのNucleus OS製品と同様、Nucleus MMUアプリケーションは任意のCPUアーキテクチャに簡単に移植できます。
実行中のターゲットに対してアプリケーションをダイナミックにロード、アンロード、実行可能
Nucleus OSのDDL APIにより、リモート環境にある開発用ホストから、新規コードを既存アプリケーションへと簡単に追加することが可能です。また、製品展開後のソフトウェア更新にも利用できます。ダイナミック・ダウンロード機能を使用することによりダウンロード時間を高速化し、アプリケーション全体のリビルドやリンクするためのオーバーヘッドを解消します。
利点
チームの生産性を最大化
フル機能を装備しつつも柔軟なNucleus OSは、各種OSサービスを使いやすいモジュール形式で提供しています。オーバーヘッドを最小限に抑え、必要なサービスのみを使用できます。さらに、メンター・グラフィックスのEclipseベースの統合開発ツールスイートであるEDGE Developer Suiteを使用すれば、最終的なデバイス完成までの開発プロセスを合理化した単一環境で作業できます。
リスクの緩和と設計の複雑さの低減
メンター・グラフィックスの総合ソリューション・ポートフォリオを使用すれば、用途ごとに異なるベンダからの複数のソフトウェアを統合する必要がありません。さらに、米国「Star Award」の殿堂入りも果たしている優れたテクニカル・サポートは、対応が早く効率的であり、組込みシステム開発の複雑さを大幅に軽減します。
Time-to-Marketの短縮
Nucleus RTOSの実績のある組込みツールのポートフォリオを使用することで、よりよい製品を短期間で市場に投入できます。アプリケーションに対応するプラットフォームの基盤を構築することにより、開発者は市場で製品を差別化する価値の付加に専念できます。
ROIの向上
高品質の製品を市場に予定どおりの時期に投入することと、それを予算内で実行することは別のことです。Nucleusのソリューションは、リソースの制約がある環境で優れた性能を発揮するように調整されています。Nucleusは、非常に大きなサイズのプロセッサやメモリを追加することなく、エンドユーザに最適な体験を提供します。優れた製品を低コスト、高利益で製造できます。
コスト効率の高いライセンス
Nucleusのライセンスモデルは、高品質の市販オペレーティング・システムを最終製品組み込む際のコスト効率が最も高いオプションを提供します。
理解しやすく使いやすいAPI
Nucleus RTOSのAPIは、一貫性があり直観的で、使いやすく、簡単に理解できます。詳細なドキュメントが用意されているので、初日から生産的な活動ができます。
モジュール型コンポーネント
取り組んでいるプロジェクトのニーズ拡大に応じて、簡単にNucleus OSのサービス追加が可能です。追加したサービスは、そのままの状態で既存ソフトウェアとシームレスに動作します。
- Nucleus Kernel リアルタイム・カーネル、C++とPOSIXのインタフェース、動的ダウンロード、プロセッサ間通信
- Nucleus Storage & Database Nucleus OSのファイルシステムは、デバイスデータの保存と読み取りの管理を支援します。
- Nucleus Networking NucleusリアルタイムOSは広範なネットワーキング/通信プロトコル、ドライバ、およびユーティリティを装備しています。これらはすべて、少ないリソース使用量で最大のスループットが得られるように、根本から構築されています。
- Nucleus USB 消費者は、機器を相互接続する簡単なインタフェースを求めています。NucleusリアルタイムOSはこの要望に応えて、USB規格をサポートしています。膨大な数のクラス・ドライバがサポートされているので、アプリケーションに多様性が得られます。
- Nucleus Multimedia Nucleus Multimediaは、マルチメディア規格のOpenMAX ILを活用して、移植性、相互運用性、および再利用を促進します。
データシート
- Nucleus OS (PDF, 542KB)
ツールボックス
- ソフトウェア評価 : Nucleus Kernelソフトウェア評価版
- ソフトウェア評価 : Nucleus Core Servicesソフトウェア評価版
- オンデマンドWebセミナー : Maximize effectiveness by combining Android and TI OMAP35x
- オンデマンドWebセミナー : Nucleus Support Within ARM RealView Development Suite
- オンデマンドWebセミナー : Maximize Freescale PowerQUICC® and QorIQ™ based Designs using Mentor Graphics Android solutions
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