高位合成
高位合成を用いるとは、従来手作業で行われていた合成可能なRTLコード記述とその完全な検証作業が削減されます。設計の大規模化、複雑化が進むにつれて、従来の手法によるRTLの設計と検証は限界に達しつつあります。
生産性の向上
ゲート数が2倍に増えたら設計チームの規模を2倍にして設計と検証に当たるという方法は通用しなくなっています。コストの問題を別にしても、エンジニアの数を追加すればプロジェクトの生産性が直線的に向上するという時代は終わりました。製品に対する要求の高度化やTime-to-Marketの重圧により、設計者が決められたスケジュール内で最適なRTL実装を見つけて検証することは不可能になっています。クラスベースの設計の再利用性やテンプレートなど、強力な利点を備えたC++言語を利用することで、設計者の生産性は飛躍的に向上します。
高位合成技術がもたらす利点
- バリデーションと検証にかかる労力と時間を大幅に削減
- 「検証済みゲート」に至るまでの期間を1/10~1/100に短縮
詳しくはカスタマーの成功事例をご覧ください。 - 多数のアーキテクチャ実装とそのトレードオフを短時間で探索可能
- RTLのコード記述時に解釈の相違から起こる人的ミスの混入を解消
Catapult C Synthesis
フルチップ高位合成
Catapult C Synthesisは、ワイヤレス、ビデオ、画像処理装置などで使用されるASICおよびFPGAのハードウェアを、過酷なTime-to-Market要求を満たしつつ最適な実装で実現する設計者のための高位合成ツールです。 Catapult C Synthesisに関する詳細
高位合成アプリケーション
ビデオおよび画像処理ソリューション
ビデオおよび画像処理回路の設計には、ライン・バッファやウィンドウイング、およびその他のアーキテクチャ帯域幅の問題など、アルゴリズムのモデリング、設計、検証に関して特有の課題があります。Catapult C Synthesisは、C++ベースの言語入力時にのビット精度のデータタイプを使用することにより、アルゴリズムやシステム・アーキテクチャのコンセプトを短期間で検証することができます。
ビデオ
- SDTVおよびHDTV
- 圧縮および伸長
- フィルタリング、スケーリング、最適化
画像処理
- 医用画像処理 ミ MRI、超音波
- レーダー処理
- マシン・ビジョン
- プリンタ画像処理
ブロードバンド・ワイヤレス・ソリューション
ブロードバンド・ワイヤレス設計には、アルゴリズムのモデリング、設計、検証に関して独特の課題があります。Catapult C Synthesisは、C++ベースのビット精度データタイプによる言語入力、あるいはSystemC言語入力を利用することにより、アルゴリズムやシステム・アーキテクチャのコンセプトを短期間で検証することができます。
- ネットワーク・インフラストラクチャ
- ワイヤレス・ハンドセット/基地局
- 暗号処理
ローパワー・ソリューション
メンター・グラフィックスは、電力消費に関する課題解決を支援するソリューションを提供しています。この課題には、既存するシステムの機能、性能、製造性と消費電力とのバランスなどが例として挙げられます。
メンター・グラフィックスのローパワー技術はバックボーンにUPF(Unified Power Format)を採用しており、電力に基づいたアーキテクチャの定義、電力を考慮した戦略の立案、ローパワー設計の検証などをTLMからGDSIIまでの フロー全体で遂行できます。
データシート
- Catapult C Synthesis (PDF, 2MB)
ツールボックス
- 技術文献 : 高位合成によるRTL検証の加速
- 技術概要 : 高位合成入門
- オンデマンドWebセミナー : C++と高位合成を用いたハードウェア設計の再利用
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