富士通マイクロソリューションズがメンター・グラフィックスのツールを採用
ワイヤレス通信アプリケーションの結果品質に基づき Catapult Synthesisを導入
2006年08月02日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コー ポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター・グラフィックス)は本日、富士通マイクロソリューションズ株式会社 (FMSL) が、メンター・グラフィックスのCatapult Synthesisツールセットをワイヤレス信号処理アプリケーション向けに採用したことを発表しました。
FMSLは、複数の高位合成ツールを比較検討した結果、 Catapult SynthesisツールのANSI C++手法が、SystemCベースの合成手法と比較し、より高品質な設計を更に短時間で生成したと報告しています。「高位合成を行うEDAツールは多数 存在しますが、純粋なANSI C++に基づいた手法を提供するものが最も高い価値を提供すると我々は考えています。Catapult Synthesisは最も抽象度の高い純粋なANSI C++からスタートし、RTLやSystemCベースの設計手法を上回る生産性を発揮します。Catapult Synthesisは、完全なユーザーコントロールのもとに高位モデルから詳細化を進めることができ、更に幅広いマイクロアーキテクチャの検討を通じて最 適且つ高品質な実装を短時間で実現することができます。」 とFMSLの第一開発統括部基盤SOC開発部の佐藤 正興氏はこのように述べています。
FMSLは、3つの基準(設計手法、品質、設計期間)に基づきCatapult Synthesis製品の採用を決定したといいます。面積と消費電力においてハンドコードされたデザインに匹敵する高品質な実装を生成したのは唯一 Catapult Synthesisだけでした。FMSLの設計者はCatapult Synthesisツールを使うことによって複数の異なるアーキテクチャ・シナリオを検討し、その中から最適なシナリオを選択し自動的にRTLを生成する ことができました。現状のCベース設計手法の一部にCatapult Synthesis を導入する事で、従来のRTL設計手法と比較し半分の人員で開発期間を50%短縮することを実現しました。
また、「他の合成ツールではそれほど確立されていない専門化された言語に設計者が慣れるには時間が必要でしたが、Catapult Synthesisツールとその純粋なANSI C++に基づく手法の場合はその必要がありません。」 と同所属グループリーダーの豊山 武氏は述べています。
「FMSLのように革新的な企業が、ビジネス上の目標を達成する上で先進的かつ実証済みの技術を採用することは重要です。FMSLがCatapult Synthesisを使用することにより、次世代製品において最高の品質とパフォーマンス目標を達成し、設計期間と全体的タイム・トゥ・マーケットの短縮が実現できるものと確信しています。」メンター・グラフィックスのDesign Creation and Synthesis Division、Simon Blochはこのように語っています。
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