メンター・グラフィックスのCatapult SLをパナソニック モバイルコミュニケーションズが次世代通信インフラ装置向けチップ開発に採用

2007年02月09日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(本社:神奈川県横浜市、以下パナソニックモバイル)がメンター・グラフィックスのCatapult SL Synthesisツールを次世代通信インフラ装置向けチップ開発のために採用したことを発表しました。パナソニックモバイルがCatapult Synthesisツールを選択したのは、同製品ファミリーの成熟度と、純粋なANSI C++記述から合成を行うことによる生産性の向上を評価したことによるものでした。

「Catapult SLを使うことにより、設計者はインタフェースと階層を定義するだけで、元の純粋なC++ソースを変更することなくそこから自動的にハードウェア記述を生 成することができます。この手法により設計者は時間のかかるマニュアル作業から解放され、パフォーマンス改良につながるマイクロアーキテクチャの設計に時 間をかけることができます。その結果、我々は複数のマルチブロック・マイクロアーキテクチャを迅速に作成、検討することができ、手作業でコーディングされ た設計品質に匹敵する実装を短期間に得ることができるようになります」パナソニックモバイルコミュニケーションズのネットワークス事業部 技術第2グループ 山口 広グループマネージャはこのように語っています。

パナソニックモバイルはモバイル通信機器事業のリーディングカンパニーとして通信インフラから端末の提供まで幅広く展開しており、同社の通信インフラ・システムで使用される大規模ロジックを設計しています。

Catapult SLツールはブロックレベルのパフォーマンスを向上するための新技術を含め、複雑な階層設計をサポートする機能を備えており、また消費電力を最大30%削 減することが可能な消費電力解析ツールとのリンクも用意されています。Catapult SLはブロックレベル合成の枠を超え、信号処理サブシステム全体をその設計特定の要件に合わせて生成することも可能です。階層設計エンジンにより Catapult SLはサブシステムに含まれる複数のブロックの動作を調整し、適切なブロック間チャネルおよびメモリ・バッファを自動的に合成します。これにより、ハード ウェアC言語やブロックレベルの合成手法では簡単に達成できないパフォーマンス・レベルが達成可能です。

メンター・グラフィックスのDesign Creation and Synthesis Division、General ManagerのSimon Blochは次のように述べています。「パナソニックモバイルが、今回Catapult SLを採用して既存のData Path系回路を評価し、短期間で同じ精度のRTLを得て次世代の信号処理設計を開発されることを非常に嬉しく思います。」


Cベース設計について
  http://www.mentorg.co.jp/solution/c-design.html


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