Xilinx ISE 7.1iとPrecision Synthesisの完全統合とSpartan-3E FPGAのサポート

2005年03月02日

−メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、代 表取締役パトリック・ウィリアムス、以下メンター)とXilinx(Nasdaq:XLINX)は本日、メンター・グラフィックスのPrecision SynthesisツールがXilinxの設計環境の最新バージョン、ISE 7.1iに完全統合されたことを発表しました。また両社は、コンシューマ・アプリケーションをターゲットとしたXilinxの低コスト・ソリューションで あるSpartanデバイス・シリーズの新製品、Spartan-3E FPGAがPrecision Synthesisでサポートされることを発表しました。

ISE 7.1iへのタイトな統合により、Precision Synthesisの高度な合成機能をISE Project Navigatorから直接起動できるようになりました。これにより、ISEを使い慣れた設計者もPrecision Synthesisを設計フローに簡単に取り入れ、優れた合成機能を利用することができます。一方、Precision Synthesisの強力な機能を使い慣れた設計者は、使い勝手の良いメンターのフロントエンド環境を使用してデザインの合成、解析、最適化行うことも可 能です。ISEで設定された制約条件はPrecision Synthesisに引き渡され、Precision Synthesisから生成された結果は自動的にISE環境にフィードバックされます。このような双方向の統合により、設計者はマニュアルによるデータ受 け渡しの作業、そしてそれに起因するエラーを回避できるばかりでなく、新しいツールを習得する必要もありません。

Xilinx のStrategic Solutions、Senior DirectorのRobert Bielby氏は次のように語っています。「Xilinx ISE 7.1i設計環境へPrecision Synthesisソリューションをタイトに統合したことにより、プログラマブル・システム設計期間の短縮とコスト削減を実現しています。また、 Precision Synthesisの膨大なインストール・ベースに対して、高い集積度、豊富なI/O、低コストなどを誇る最新Spartan-3E FPGAファミリーを提供する機会を得ることができました。このことは最終製品の市場がダイナミックに変化する今日、非常に重要なメリットです。」

「ISE 7.1iのリリースに合わせてPrecision Synthesisを完全に統合し、双方の環境の最も優れた特徴を両社のお客様にご提供できるよう、Xilinxと非常に緊密な共同作業を行ってきまし た。また、Spartan-3E FPGAに対するメンターの優れた合成技術をプラットフォーム設計機能と完全に組み合わせることにより、競合性の高いコンシューマ・エレクトロニクス市場 をターゲットとする多くの企業に対し、非常に実用的なソリューションをご提供することができます」と、メンターのDesign Creation and Synthesis Division、General ManagerのSimon Blochは述べています。

Precision Synthesisツールは優れた合成結果を迅速かつ簡単に生成できるよう設計されています。論理合成(Precision RTL)と物理合成(Precision Physical)の最適化技術をタイトに統合することにより、Precision Synthesisはデザインの正しい作成、迅速な改良、プロジェクト要件の効率的な達成を可能にします。Precision Synthesisは統一されたデータ・モデルをベースに構築されているため、複数のビューに渡るクロスプロービングなどの解析が可能です。さらにインク リメンタルなタイミング解析エンジンと組み合わせることにより、デザインの解析をもとにインクリメンタルに、そして確実に希望するデバイス・パフォーマン スを得ることが容易にできます。Precision Synthesisにより、次世代FPGAの実装設計およびタイミング設計の課題に対し、設計サイクルの短縮と製品競合力の強化、そして大幅なパフォーマ ンスの向上を可能にします。


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