メンター・グラフィックス、ザイリンクスのVirtex-5 FXT FPGAをサポート

2008年04月03日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、同社の先端合成製品による、ハイパフォーマ ンス組込み処理、デジタル信号処理(DSP)ならびに高速シリアル接続向けに最適化されたザイリンクスのシステム統合プラットフォーム、Virtex- 5™ FXT FPGA(Field Programmable Gate Arrays)のサポートを発表しました。新しいVirtex-5 FXTプラットフォームは現在、メンター・グラフィックスのPrecision RTLならびにPrecision RTL Plusでサポートされており、最先端の合成機能により、ターゲット仕様を満足する大規模かつコスト効率の高いシステムレベル設計を迅速に実装することが できます。

65nmプロセスを使ったVirtex-5 FXTプラットフォームは、最大2個のPowerPC 440組込みプロセッサ・ブロックならびに高性能DSPおよび高速シリアル通信をサポートしており、ワイヤレス、ビデオ、軍需および航空宇宙向けハイパ フォーマンス・アプリケーションのためのシステム・ソリューション構築用ボードシステム統合機能を備えています。プロセッサ、DSPと高速シリアル機能の 統合により、ボードの複雑性が解消され、システム設計の全体的なコスト削減が可能です。

「Virtex-5 FXT FPGAは、これまでASICやASSPを必要としていた設計に対して統合されたソリューションを提供するものであり、設計のリスピンと全体的開発コスト の削減を可能にする製品です。新しいVirtex-5 FXTプラットフォームに実装可能な、大規模かつ複雑な設計を解析・管理できるメンター・グラフィックスのフィジカル合成ツールは、両社のユーザにとって 有効なソリューションとなるでしょう。」 メンター・グラフィックスのDesign Creation and Synthesis Division、General ManagerのSimon Blochはこのように述べています。

ザイリンクスとメン ター・グラフィックスは、過去数ヶ月間にわたりVirtex-5 FXTプラットフォームとメンター・グラフィックスの合成ツールの統合およびサポートに共同で取り組んできました。「FPGAは半導体市場全体の伸びを上 回るペースで拡大を続けることが見込まれており、ザイリンクスは業界で最も柔軟かつ低コストで幅広いFPGAプラットフォームを提供することに務めていま す。また、多くのザイリンクスのお客様が合成ソリューションとしてPrecisionを使用しています。メンター・グラフィックスとのコラボレーションと パートナーシップを通じ、お客様が使い慣れた環境で設計し、新しいVirtex-5 FXTプラットフォームをターゲットとしたデザインにおいて最高の結果品質を得られると確信しています。」ザイリンクスのDesign Software Division、Vice President and General ManagerのBruce Talley氏はこのように語っています。

業界で最も包括的なベンダ非依存のFPGA設計ソリューションである Precision Synthesisは、メンター・グラフィックスのFPGAフローの中核を構成する製品です。高度なASICプロトタイピングのサポート (DesignWareライブラリ、SDC制約条件のサポート、ゲーテッド・クロックの扱いなど)に加え、専用DSPおよびRAMブロックの自動マッピン グおよび推定等、高度な実装および最適化テクニックをサポートしたPrecision Synthesisは、今日のハイエンドFPGAをターゲットとした設計に最適な製品です。さらに、Precision Synthesisは受賞歴のある設計解析機能を備えており、設計者は複数のビュー間をクロスプロービングしたり、スタティック・タイミング解析を対話式 に実行して迅速な「what-if」解析を行うことができます。Precision RTL Plusは、業界トップクラスの結果を生成するベンダ非依存のフィジカル合成、設計サイクル後期の設計変更の影響を最小化する自動インクリメンタル合成、 ならびにアーキテクチャ・ブロックの効率的な利用を可能にする特許出願中の機能など、画期的な機能を備えています。

 

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