技術文献
複雑なステートマシンにおけるクオリティ向上
設計中に発生するバグは、その出方に傾向がある。例えばメモリのアクセス、IPブロックとその周囲のタイミング、あるいは複雑なステートマシンなどがその代表例として挙げられます。ステートマシンが複雑になるデザインにおいて、その検証の難しさに対しては、アサーションなどの手法が用いられ始めていますが、そもそもバグを出さないようにするならば、ステートマシンのコーディング時における工夫が必要となります。ステートマシンをコーディングする場合、基本的には現在のステートと、次のステートにフォーカスしていますが、実はここにバグが出る可能性が潜んでおり、これはテキストで記述する場合でも、バブル・ダイアグラムなどのグラフィカル入力を用いる場合でも、差異はありません。HDSにおいて新しく開発された手法は、この点を改善しています。複雑なステートマシンを設計する際に有効な、新しい手法について紹介します。