ICanalyst CB
複雑なアナログ/ミックスシグナルSoC設計の検証を自動化
メンター・グラフィックスのICanalystで利用可能なICanalyst CB検証フローは、複雑なアナログ/ミックスシグナルSoC設計の検証を自動化するためのバッチ/インタラクティブ・プラットフォームです。
近年のSoC設計は、きわめて大規模なミックスシグナル設計となっています。莫大なリスピンのコストを防ぐには、システムレベルの検証が欠かせません。
純粋なデジタルモデルのみによるSoC設計のシミュレーションは、高速に行えますが正確性に欠けます。一方、トランジスタレベル・モデルだけでSoC設計のシミュレーションを行うと時間がかかりすぎます。そこで、テストポイントに応じて抽象モデルと詳細モデルを適宜組み合わせ、パフォーマンスを最適化しながら特に重要な基準については高い精度を維持するというのが一般的な検証アプローチとなっています。この検証アプローチはさまざまな名称で呼ばれていますが、メンター・グラフィックスではチェッカーボード検証(CB)と呼んでいます。しかしCB方式では、各種設計の構成とテストベンチの組み合わせが膨大な数になります。
ICanalyst CB検証フローでは、既存のコンピューティング・ファームを利用して数百あるいは数千もの設計の作成からシミュレーション、解析までを自動化し、CBの詳細を管理できます。また、ICanalyst CBにはプロセス・ライブラリのリビジョンを管理する機能があり、リグレッション・テストの負担が軽減されるほか、設計チームの間で設計のレビューや知識の共有を行う際のドキュメント作成を支援する機能も用意されています。
特長
- インタラクティブなGUIとバッチ/スクリプト・インタフェースを用意
- メンター・グラフィックスのQuesta ADMSやDesign Architect-IC、およびCadence Virtuoso ADEへの高度な統合
- Platform ComputingのLSFやSun MicrosystemsのGRIDをはじめ、カスタム/自社製を含む各種負荷分散ソフトウェアによる分散型コンピューティングをサポート
- データ管理と結果解析が容易に行えるスプレッドシート形式のGUI
関連製品
- Questa ADMS Questa ADMSは、数百万ゲート規模のアナログ/ミックスシグナルSoC設計において、トップダウン式の設計とボトムアップ式の検証を実現する、特定言語に依存しないミックスシグナル・シミュレータです。
- ADiT アナログおよびミックスシグナルのアプリケーションをターゲットとした高度なFast-SPICEシミュレータです。
- Eldo Eldoは、数多くのシミュレーションおよびモデリング・オプションを提供することにより、高性能、高速なシミュレーションを高い精度で実現します。
