新しい検証製品群Questa、検証のボトルネックに挑戦
SystemVerilog、VHDL、PSL、SystemCのサポート
2005年05月17日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コーポレー ト・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター)は、本日、新しい検証製品ラインであるQuestaを発表しました。Questa 検証製品群はテストベンチ自動生成、カバレッジ・ドリブン検証(CDV)、アサーション・ベース検証(ABV)、トランザクション・レベル・モデリング (TLM)をサポートします。Questa製品群の最初のリリースとして、今回Questa SystemVerilogとQuesta Advanced Functional Verification(AFV)の2つの新製品がリリースされます。どちらの製品にも、新しい検証技術であるQuestaSimが含まれています。 QuestaSimはHDLシミュレーション・カーネル、コンストレインツ・ソルバー、アサーション・エンジン、ファンクショナル・カバレッジを共通の ユーザー・インタフェースで統合した業界初の標準ベース、シングル・カーネル検証エンジンです。
「検証が依然として設計サイクルの大きなボトルネックであることは、あらゆる調査で指摘されており、このボトルネックを解消するために新しい検証手法への 移行が必要であることは明らかです。Questaを使用することにより設計者は最新の言語標準および手法を活用し、より多くのバグをより早期に発見して検 証の生産性を向上させることができます」と、メンターのDesign Verification and Test Division、Vice President and General ManagerのRobert Humは語っています。
新しい検証手法には標準規格が必要
過去2年間にわたり、検証に向けた新しい言語がいくつか標準化されました。これらの言語、すなわちSystemVerilog、SystemC、PSLを 使用することにより、設計チームは特殊な言語やソリューションで身動きがとれなくなるリスクを負うことなくCDV、ABV、TLM等の新しい手法へ移行す ることができます。
Sunburst Design, Inc.の社長であり、VerilogおよびSystemVerilogのエキスパートとして知られるCliff Cummings氏は次のように語っています。「設計フロー全体を通じて様々な検証手法を可能にするSystemVerilogは、システムレベル検証の 標準言語であり、我々はその重要性を認識しています。メンターのQuestaソリューションにより、高度な検証に対するSystemVerilogの採用 が進むと確信しています」。
Verilog設計者の新しい手法への移行を可能にするQuesta SystemVerilog
Questa SystemVerilogは新しいIEEE P1800 SystemVerilog規格の主要な構成要素、すなわち設計構文、テストベンチ構文、アサーションならびにDirect Programming Interface(DPI)をシングル・カーネルの検証ソリューションとして統合したものです。Verilogユーザーにとっては標準言語による新しい 検証手法へ移行パスが提供され、将来的な再利用やデザインの移植性も保証されます。この統合されたソリューションは、今日ユーザーが使いこなさなければな らない複数のツール、複数の言語を使ったソリューションと比較してパフォーマンスの面でも、デバッグ効率の面でも優位性があります。
Questa AFVは真の混在言語検証を提供
Questa AFVはSystemVerilog、VHDL、PSL、SystemCをシングル・カーネルによる検証ソリューションとしてサポートします。混在言語設 計フローをターゲットとしたQuesta AFVにより、設計者は個々のニーズに対する最適な言語を選択することができます。VHDLユーザーはVHDLデザインに対し、 SystemVerilogの持っているConstrained-Randomテストベンチ生成やファンクショナル・カバレッジ等の検証機能とのタイトな リンクにより大きな利点が得られます。
メンターの他の技術と組み合わせたスケーラブルな検証
Questa製品はメンターのScalable Verificationソリューションの最新製品です。Questa AFVとQuesta SystemVerilogはこの新しい検証ソリューション・シリーズで最初にリリースされる製品となります。Questa製品は既存のメンター製品と統 合することにより、特定の検証手法にあわせたカスタム・ソリューションを構築することが可能です。ModelSimユーザーはアドオン・オプションを使用 してQuestaの機能を使用することができます。Seamless、Advance MS、0-In、VStation 製品ラインは新しいQuesta製品群と互換性があります。
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