AMCC、Questaプラットフォームを使い検証環境を標準化
コンサルティング・サービスにより"e"からSystemVerilogへの移行を支援

2006年11月09日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コー ポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター・グラフィックス)は、Applied Micro Circuits Corporation (AMCC) (Nasdaq: AMCC) が同社の機能検証工程およびフローをメンター・グラフィックスの次世代機能検証プラットフォームQuesta ならびにAVM(Advanced Verification Methodology)に一元化したことを発表しました。ネットワーク、組込みPowerPC、光伝送およびストレージ技術で知られる世界的大手メー カーAMCCは、統合された機能検証ソリューションを必要としていました。このソリューションは開発言語としてSystemVerilog、メソドロジと してAVM、プラットフォームとしてQuestaを利用して構築され提供されるものです。従来の"e"環境からSystemVerilogへの移行は、メ ンター・グラフィックスのコンサルティング・サービスの支援により行われました。

「メンター・グラフィックスはAMCC独自の"e"ベースのフローからSystemVerilog言語に基づいた先端検証環境へ移行するという我々の目標 達成に必要なツール、手法、専門知識を提供してくれました。このようなプロジェクトにおいては、ユーザーの成功を約束し、またその能力を持ったベンダーを 選択することが重要です。メンター・グラフィックスは我々の厳しい時間的要件の達成に協力し、またAMCCの検証フレームワークに対する将来的ビジョンを 理解してくれました。メンター・グラフィックスはこのビジョンに対する我々の取り組みを支援してくれます。」AMCCのSenior Vice President of Operations、Robert Bagheri氏はこのように語っています。

「メンター・グラフィックスは、AMCCと緊密な共同作業を行いました。AMCCは効果的な検証環境が企業の成功にとって非常に重要であると認識してお り、今回の共同作業は設計と検証スケジュールのギャップを解消する目標に取り組むにあたって実質的な進歩を実現する最良の方法であったと言えます。弊社は AMCCのような企業に協力できることを嬉しく思っています。この協力の結果、それぞれが独自の力で実装するよりも効果的な検証ソリューションを構築する ことができました。」 メンター・グラフィックスのDesign Verification and Test Division、Vice President and General ManagerであるRobert Humはこのように語っています。

AMCCは、社内の機能検証フローをSystemVerilogとメンター・グラフィックスのAVMをベースとしたものに移行しました。このソリューショ ンは、全世界に展開するAMCCの設計/検証チームのあらゆる課題に対して高度な検証機能を提供するものであり、検証IPの再利用、知識の伝達や効率が最 大化されると共に、個別トレーニングの必要性が最小限に抑えられます。メンター・グラフィックスのコンサルティング部門はAMCC Verification Framework (AVF) をAVMライブラリ・パッケージとして組込んだSystemVerilogコードをAMCCに提供しました。これにより、SystemVerilogを 使って統一された機能検証用ライブラリが構築できました。Questaプラットフォーム上で稼働するこのソリューションでは、アサーション・ベース検証を カバレッジ・ドリブン検証に統合し、またメンター・グラフィックスの0-Inフォーマル検証ツールを使ったプルーフが行えます。

統一されたデバッグ、カバレッジ、レポート、アサーションのサポートを含むQuestaプラットフォームがSystemVerilog標準をサポートする ことにより、AMCCはこれまで個別であったツールセットをシミュレーションとフォーマル検証の両方に使える単一のソリューションに統合することができま した。「AVMはあらかじめ定義されたライブラリと、ツールおよび標準規格を使いこなすための効率的な手法を提供しているため、 SystemVerilogへの移行にすぐに取り組むことができました。メンター・グラフィックスのコンサルティング部門が全てをまとめ、非常に積極的に 我々の要件や課題を理解してくれました。豊富な経験を通じて、何が困難であるかを理解している人に我々の問題を相談できることは非常に有益でした。」 AMCCのSenior Principal Designer、Pete LaFauci氏はこのように語っています。

AVMについて
2006年5月に発表されたメンター・グラフィックスのAVMは、制約付きランダム・スティミュラス、機能カバレッジおよびアサーションを含む高度な検証 テクニックを単一のTLM(Transaction Level Modeling)ベースのフレームワークに統合し、SystemCとSystemVerilogの両方をサポートした、業界初の真のシステムレベルから RTLまでを網羅する検証手法です。オブジェクト指向のコーディング・スタイルの採用によりテストベンチ・コード量を削減し、モジュール構成のアーキテク チャにより再利用性を高めています。AVMには、AVMの基本と基本的なクラス・ライブラリ、ユーティリティ、実装例をSystemCと SystemVerilogで提供した「ハウツー」ガイドであるAVM Cookbookが含まれます。メンター・グラフィックスのAVMについての詳細およびダウンロードは、 http://www.mentorg.co.jp/avm をご覧ください。


スケーラブル・ベリフィケーション について
  http://www.mentorg.co.jp/solution/scalable.html


本件に関するお問合わせ
メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社 
コーポレート・マーケティング部
E-mail: mktg_mgj@mentor.com