メンター・グラフィックス、画期的な検証インテリジェンスを発表
2008年02月19日
Questaマルチビュー検証コンポーネントならびに
inFactインテリジェント・テストベンチ自動化技術
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、 今日のSoC設計に対する検証を高速化し、検証カバレッジを抜本的に改善する、画期的な技術を用いた新しいソリューション2種、Questaマルチビュー 検証コンポーネントならびにinFactインテリジェント・テストベンチ自動化技術を発表しました。
抽象度の混在した設計の検証に対する障壁を低減
複雑化する今日のSoC検証環境において、システムレベル、TLM、RTLでの検証をサポートするために、1つのブロックに対して、通常は複数の互換性の ない検証モデルを構築する必要が生じ、設計者の貴重な時間を費やさねばならないケースが多く見られます。このような一貫性の欠如により、設計チームは抽象 度を引き上げ、あるいは引き下げることで検証の効果を最大化することができません。メンター・グラフィックス独自のQuestaマルチビュー検証コンポー ネントは、システムレベルからゲートレベルまで、任意の抽象度で接続可能であり、一貫したモデルの動作を保証することで検証チームに対してパフォーマンス を改善し、カバレッジを向上するためのより幅広いオプションを提供するものです。
アルゴリズミックなスティミュラス生成により短期間にカバレッジを達成
検証コンポーネントの準備ができたら、次に設計者はモデルをドライブするスティミュラスを作成しなければなりません。テスト・スティミュラスを手作業で作 成することは、検証フローの中でも最も時間のかかる工程の1つです。メンター・グラフィックスの新しいインテリジェント・テストベンチ自動化技術である inFactは、高度なアルゴリズムを使用して繰り返しのないスティミュラスを合成し、テスト作成時間の削減、冗長なテストの最小化、さらには徹底したデ ザインの活性化を同時に実現することにより、より多くのバグを発見し、カバレッジ達成までの時間を劇的に短縮します。
画期的な検証手法の適用を加速
これらの新しいツールをQuesta機能検証プラットフォーム、OVM(Open Verification Methodology)、ならびにSystemVerilogなどの標準言語と組み合わせることで、メンター・グラフィックスはこれらの画期的な検証フ ローの、より幅広い普及を支援しています。
「先端機能検証における次なる重要なステップは、手作業による時間のかかるタスクが新しいレベルの自動化とツールのインテリジェンスによって置き換えられ るときに実現されます。Questa機能検証プラットフォームにより、メンター・グラフィックスは技術的な観点からのみならず、完成された、包括的なソ リューションを提供するという意味においても、正しい方向性に向かって着実に進んでいると確信しています。」メンター・グラフィックスのDesign Verification and Test Division、Vice President and General ManagerのRobert Humはこのように述べています。
「SanDisk では、制約付きランダム・テストやインテリジェント・テストベンチ・オートメーションを含めあらゆるテストベンチ技術の評価を行いました。インテリジェン ト・テストベンチ自動化アプローチにより私達はこの分野で非常に意義のある先駆的研究を行うことができました。また、これをベースに従来より大幅に効率化 され、再利用可能なテストベンチ開発に対するアプローチを確立しました。inFactツールを使うことで、膨大なダイレクテッド・シミュレーションでも見 逃されていたバグを発見することができたのです。」元SanDisk CorporationのASIC Engineer Manager、Ed Tuers氏はこのように語っています。
「組込みソフト設計のコストは爆発的な増大傾向にあり、SoC開発予算への圧迫 も増加しています。ソフトウェアのクライシスに対する当面の解は存在せず、開発管理者の目は検証における高いコストに向けられています。北米でも、ヨー ロッパやインドであっても、エンジニアを増員することで直面しているこの問題を解決することはできません。狙いは検証コストをハードウェア設計の総コスト の35%にまで引き下げることであり、その達成は自動化に依る以外あり得ません。Intelligent Testbenchは今日の検証フローの中で欠落している要素です。2007年のDACでは、この問題に取り組んでいるスタートアップが3社ありました。 そして今日、メンター・グラフィックスは彼らのIntelligent Testbenchツールを発表しています。解決策は目前まで来ています。」Gary Smith EDA社の創設者でありChief AnalystのGary Smith氏はこのように述べています。
Questa機能検証プラットフォーム
Questa機能検証プラットフォームは、優れたパフォーマンスと大規模設計への対応を両立し、業界で最も包括的な検証機能を提供します。高性能アサー ション・エンジン、最新の高性能制約ソルバー、UCDB(Unified Coverage Database)を活用した検証管理機能を含む幅広い機能カバレッジ・サポートなどを特長とするQuestaプラットフォームは、 ABV(Assertion-Based Verification)、テストベンチ自動化、CDV(Coverage-Driven Verification)をネイティブにサポートします。消費電力を考慮した機能検証により、RTL環境内で低消費電力設計の機能検証を行うことも可能 です。Questaは柔軟なOVM(Open Verification Methodology)により最先端の機能を幅広く提供し、あらゆる設計/検証フローに対して他に類のない言語と機能のサポートを提供します。
| ● | スケーラブル・ベリフィケーションについて | |
| http://www.mentorg.co.jp/sv/ | ||
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