カバレッジ・メトリクスのより効果的な管理のためにOpen Verification Methodologyを拡張

2009年02月26日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)とケイデンス・デザイン・システムズ社(本社: 米国カリフォルニア州、以下ケイデンス)は、2月25日(米国現地時間)、Open Verification Methodology(OVM)を拡張し、Unified Coverage Database(UCDB)アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)とXMLインターチェンジ・フォーマットに対応したと発表しまし た。UCDB APIとXMLインターチェンジ・フォーマットの使用によって、検証チームは、複数のツールやベンダーが混在する検証環境においてカバレッジ・メトリクス (指標)を管理することができ、カバレッジ・メトリクス管理による標準化手法に向けて、さらなる前進となりました。

カバ レッジ・メトリクスは、検証の効果と完成度を定量化し、さらに検証を必要とする設計領域を表示するために使用されます。カバレッジ・メトリクスは、シミュ レーション、スタティックな設計のチェック、機能フォーマル検証、シーケンシャルな等価性チェックやエミュレーションを含む様々なソースから提供されま す。個々の検証ツールは、独立したカバレッジ・メトリクスや互いに重複したカバレッジ・メトリクス、あるいはそれらのサブセットを生成します。UCDB APIとXMLインターチェンジ・フォーマットは、検証過程で生成される多量の情報をより高い柔軟性を持った一貫した手法で管理し、データ転送やデータ解 析機能を手持ちのツールと検証環境に最適な形態で作り上げることができる要素技術です。

メンター・グラフィックスとケイ デンスによるOVMの拡張は、先般両社が行ったAccellera Unified Coverage Interoperability Standards UCIS Technical Subcommittee(以下UCIS技術小委員会)への寄贈と同じものです。UCDB APIおよびXMLインターチェンジ・フォーマットに関するドキュメントは、OVMのライセンス約款に基づきOVM Worldサイト(www.ovmworld.org) にある"Community Contributions"ページからダウンロード可能です。この機能は、Apache 2.0ライセンスで提供されるため、OVMの利用者は誰でも使用することができます。UCIS技術小委員会は、標準化作業を進めるために容易に仕様にアク セスでき、機能を向上させることも可能です。

Open Verification Methodologyについて
IEEE Std.1800™-2005 SystemVerilog標準に基づいたOVMは、業界初のオープンで、ツール互換性のあるSystemVerilogベースの検証メソドロジです。 OVMは、モジュール化され、再利用可能な検証環境を構築するためのメソドロジとライブラリを提供します。そして、構築された検証環境において、標準のト ランザクション・レベルのモデリング・インターフェースを通じて、コンポーネント間の通信が可能となります。さらにOVMは、高度なテスト・シナリオや、 ブロックからシステムへの再利用を可能にする共通メソドロジとクラス・ライブラリ、および開発フローにおいて一般的に使用されているその他の言語との完全 な統合により、社内間や社外間での再利用を容易にします。OVMとOVM Worldへの取組みは、ケイデンスとメンター・グラフィックスの共同作業として、2007年8月から開始されています。

Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。CadenceはCadence Design Systems, Inc.の登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

 

スケーラブル・ベリフィケーションについて

 

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