メンター・グラフィックスのVeloceエミュレーション・プラットフォーム、STマイクロエレクトロニクスの次世代セットトップボックス用チップセットのTime-to-Market加速に向けて採用される
2010年04月22日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、デジタル・コンシューマ・アプリケーションの創出をリードするSTマイクロエレクトロニクス(本社: スイス ジュネーブ、以下ST)のHome Entertainment & Display group (HED)が、HD(High-Definition) STB(Set-Top-Box)アプリケーション向け次世代のデジタルSoC(System on Chip)のシステムレベル検証にVeloceプラットフォームを採用したことを発表しました。
ST がVeloceプラットフォームを採用したのは、その高い性能、最先端のTestBench XPress (TBX) トランザクション・ベース環境、ならびにHDTVおよびSTBに関連したデジタル規格の検証に対応したiSolveソリューションの豊富なポートフォリオによるものです。
「デジタル・コンシューマ向け製品の製品化までの目標期間を達成するためには、STの次世代SoCの品質や信頼性を確実にする高度なソリューションが必要です。iSolveソリューションは、デジタルSTB用ICと関連ソフトウェアの検証を大幅に進化させるものであり、システムレベルにおける多くの検証をシリコン加工前の段階に持ってくることが出来ました。特にソフトウェア検証プロセスにおいて、実際のイーサネット接続を使ったシステム全体の起動や、HDMIを介して送信し、規格への準拠を解析したビデオ・フレームのデコードを行うことが出来ました。これは目標および強力なシステム検証の実現に大変有効でした。」ST、R&D Director、Home Entertainment & Displays、Thierry Bauchon氏はこのように語っています。
Veloceプラットフォームは業界最高速のデュアルモード・アクセラレータ/エミュレータであり、トランザクション・ベース検証と従来のインサーキット・エミュレーション(ICE)のどちらにもMHzパフォーマンスを提供します。検証環境構築のための豊富な製品群を備えるVeloceプラットフォームは、各種マルチメディア、ネットワーク、ワイヤレス、組込みシステム・アプリケーションに最適なプラットフォームです。
「メンター・グラフィックスは、VeloceプラットフォームおよびiSolveソリューションを使ったマルチメディアに基づくアプリケーションの検証高速化においてリーダーシップを確立し、これまで数年間にわたりその成果を実証してきました。さらに、主力製品であるTBXにより、より広いユーザ層に対し高速なトランザクション・ベース手法を提供し、この分野で中心的な役割を果たしています。STがこれら両方の分野でメンター・グラフィックスの先端技術を利用し成功されていることは、メンター・グラフィックスにとって大変喜ばしいことであり、Veloceを使った今後のプロジェクトにおいても引き続きSTをサポートして行きたいと考えています。」メンター・グラフィックス、Emulation Division、Vice President and General Manager、Eric Selosseはこのように述べています。
メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックスは、EDA(Electronic Design Automation)のテクノロジ・リーダーとして、高性能な電子機器を短期間でよりコスト効率よく開発するためのハードウェアおよびソフトウェアのソ リューションを提供しています。ますます複雑化する基板およびチップ設計の世界でエンジニアが直面する様々な設計上の課題を克服するための革新的な製品お よびソリューションを提供します。メンター・グラフィックスは業界で最も幅広いクラス最高の製品ポートフォリオを有し、EDAベンダとして唯一組込みソフ トウェア・ソリューションを持っている企業です。メンター・グラフィックスについての詳しい情報はhttp://www.mentorg.co.jpをご覧ください。
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