メンター・グラフィックス、エミュレーションで即座に使用できる
SoCの高速検証向けトランザクタを提供

2011年12月20日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、Veloce®ハードウェア・エミュレーション・プラットフォームで使用するための一連のプロトコル・トランザクタを出荷開始することを発表しました。Veloceトランザクタを採用することで、SystemVerilog、OVM/UVM、SystemC、およびCベースの最新シミュレーション・テストベンチから生成されたスティミュラスを、Veloce上で動作するDUT(Design-Under-Test)に適用できます。これにより、複数のプロトコル・インタフェースを備えたDUTを対象にしたストレステストをシミュレーションよりも格段に高速に実行できるようになります。テストベンチとVeloceトランザクタは信号インタフェースではなくトランザクションレベルで接続されているため、高い性能を発揮します。

Veloceトランザクタは、ARMのAMBA AXI/AHB/APB規格、USB、PCI Express、SAS(Serial Attached SCSI)、SPI、I2C、およびI2Sなどのオーディオ標準に対応するプロトコル・ソリューションを提供します。シミュレーションとエミュレーションの両方で同じテストベンチを使用できるため、2つのプラットフォームの両者でテストベンチの開発ができ、リグレッション・テストをシミュレーションの数百倍まで高速化します。

Veloceトランザクタによる生産性の向上
Veloceトランザクタは、チップ上に複数のプロトコル・インタフェースを含むSoCの検証戦略に必要不可欠なものです。ユーザは、サポートされる複数のHVL(High-level Verification)環境のいずれかでテストベンチを開発し、その後、シミュレーションとアクセラレーションをシームレスに切り替えることができます。これにより、短納期で最先端SoCを開発するための効率的で生産性の高い環境を実現します。

「メンター・グラフィックスは、長年にわたり、高速トランザクションベースのSoC検証を牽引してきました。世界トップクラスのエレクトロニクス企業各社への導入で成功を収めているVeloceトランザクタがもたらす新世代プラグ&プレイ・プロトコル・ソリューションにより、その定評は一層高まっています。Veloceトランザクタが新たに製品ラインに加わることで、ネットワーク、ワイヤレス、マルチメディア、ストレージといったアプリケーションのハードウェア/ソフトウェア・エミュレーション・ソリューションのトップ・ベンダとしてのメンター・グラフィックスの地位は揺るぎないものとなります。」メンター・グラフィックス、Emulation Division、Director of MarketingのJim Kenneyは、上記のように述べています。

Veloceトランザクタは、トランザクションベースのアクセラレーションと従来のICE(In-Circuit Emulation)動作モードの両方で使用できます。ICEモードと高性能なトランザクションベースのアクセラレーションを組み合わせて使用できる機能は、ソフトウェアによるコンフィギュレーション可能な検証プラットフォームとしてのVeloceの大きなメリットの1つです。

メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックスは、EDA(Electronic Design Automation)のテクノロジ・リーダーとして、高性能な電子機器を短期間でよりコスト効率よく開発するためのハードウェアおよびソフトウェアのソ リューションを提供しています。ますます複雑化する基板およびチップ設計の世界でエンジニアが直面する様々な設計上の課題を克服するための革新的な製品お よびソリューションを提供します。メンター・グラフィックスは業界で最も幅広いクラス最高の製品ポートフォリオを有し、EDAベンダとして唯一組込みソフ トウェア・ソリューションを持っている企業です。メンター・グラフィックスについての詳しい情報はhttp://www.mentorg.co.jpをご覧ください。

Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

 

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