Questa ADMS RF
RFとミックスシグナルのシミュレーションを統合し、RF-DSPシステムの完全な検証をサポート
Eldo RFのRF機能とQuesta ADMSのミックスシグナル機能を組み合わせることにより、RF SoCデザインの完全なシミュレーションを実現します。これらの強力な基盤をベースとしたQuesta ADMS RFは、RFとベースバンド機能(アナログとデジタル)が密接に結合した通信システムの効果的なシミュレーションをサポートします。
Questa ADMS RFでは、業界標準言語のSPICE、VHDL、Verilog、Verilog-A、VHDL-AMSのみを使用します。このため、レガシーコードの再利用も非常にシンプルに行えます。既存のQuesta ADMSデザインをほんの数秒でインポートし、一切変更を加えることなく、フィードバック・ループや制御ループの種類にも関係なく、RFフロントエンドのトランジスタレベルのミキサやVCOと一緒にシミュレーションできます。また、Questa ADMS RFでは時間/周波数の混在した高度なアルゴリズムを使用して時変スペクトルを計算できます。時間軸の間隔は、急速に変化するRF搬送波ではなく、緩やかに変化するベースバンド情報に合わせて選択されます。これらのアルゴリズムでは、通常の低速な回路レベルの過渡シミュレーションと同等の精度が得られます。つまり、通常の過渡シミュレーションと比べ、精度を犠牲にすることなくシミュレーション時間の大幅な高速化が実現します。
特長と利点
Questa ADMS RFの主な利点
- リスクの軽減: ワイヤレス通信アプリケーション向けの複雑なRF SoCもこれまで以上に完全な検証が行え、RF/ベースバンドの接続障害のリスクを最小化
- シミュレーション時間の短縮: 完全なシステムのシミュレーション時間が従来世代のツールの1/100~1/1000に短縮されるため、これまで以上に多くの動作状態を検証可能
- 精度の向上: Questa ADMS RFでは、必要に応じてトランジスタレベルの精度を維持することも可能
- 生産性の向上: 独自規格の言語は使わず、業界標準の言語のみを使用するため、レガシーコードを修正なしで容易に再利用可能
- インテグレーションの改善: RF設計とベースバンドIC設計を共通のツールを利用して設計プロセスの早期に同時に開始できるため、生産性が向上
Questa ADMS RFの主な特長
- SPICE、VHDL、Verilog、Verilog-Aを使用
- RFおよびミックスシグナル・ベースバンド・シミュレーションを統合
- HDLのレガシーコードをそのまま再利用可能
- クリティカルなRFブロックは完全なトランジスタレベルの精度で記述可能
- Verilog-AによるRFのビヘイビア・モデリング
- 数GHzの搬送波周波数に対応した効率的な時間//周波数領域シミュレーション
- メンター・グラフィックスのIC FlowおよびCadenceのADE環境への統合が可能
- 使い慣れたADMSインタフェースを利用できるため、習得が容易
データシート
- Questa ADMS RF (英語) (PDF, 988KB)
ツールボックス
- 評価版ソフトウェア : Questa ADMS RF評価版ソフトウェアのお申し込み (英語)
- ニュース : Widex、メンター・グラフィックスのアナログ/ミックスシグナル・シミュレータを利用して新製品Clear440のワイヤレス・チップの検証を完了(2009年10月27日)[英語]
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