Automation

Automationは、メンター・グラフィックスのPCBレイアウト設計ツールに自動スクリプト機能を追加するツールです。その使用により、ユーザは個々の設計プロセスに合わせた専用機能を作成できます。

動作の仕組み

現在の製品機能をもう少し拡張したい、またはもう少し違った機能がほしい、というケースはよくあります。メンター・グラフィックスのレイアウト設計ツール(および一部のライブラリ・マネジメント/回路図キャプチャ・ツール)の機能は、オートメーション・レイヤを通じてアクセスできるように設計されています。このオートメーション・レイヤを利用して、各種ハードウェア・プラットフォーム上で対応する標準プログラミング言語を使用してスクリプトを作成するにより、ツールのデータにアクセスし、修正を加える可能です。

スクリプトを作成すれば、メンター・グラフィックスによる製品バージョンアップを待たずに、基本ツールの機能を手軽に拡張できます。この機能を利用して、ユーザは個々の設計プロセスに合った専用機能を自作できます。また、単純な繰り返し作業は時間がかかる上にミスが混入しやすいという問題がありますが、スクリプトを使ってこれら作業を自動化すれば、設計プロセスの期間短縮と信頼性向上につながります。

利点

  • ソフトウェアのメジャー・バージョンアップを待たずに基本ツールの機能を拡張可能/li>
  • ツールバー、メニュー項目、キーストロークなど、さまざまなユーザ・インタフェースをカスタマイズ可能
  • スクリプトを作成して繰り返し作業を自動化することで、生産性と信頼性が向上
  • 製造に必要なすべての出力ファイルを自動で作成

対応製品

Automation Basic

Automation Basicでは、動作中のアプリケーション動作中のアプリケーションとの間でデータの入出力が行えます。この方法ですべてのデータや露出されている既存の機能にアクセスできるほか、マウスの移動やクリックなどのイベントを捉えることもできます。この機能により、カスタム・レポートを作成したり異なるアプリケーション間でクロスプローブを行えるほか、アプリケーションの起動時に毎回スクリプトやフォームが自動でロードされるように環境を設定することもできます。

Automation Pro

Automation Proには、カスタム・ダイアログを作成できるForms Builderが用意されています。Forms Builderにはスクリプトやダイアログを暗号化する機能があるため、スクリプトやダイアログの実行のみを許可して変更を禁止することができます。また、Automation Proでは出力エンジンへのアクセスも可能なため、ユーザは製造に必要な出力ファイルをすべて自動で作成することができます。この機能によって、繰り返し作業の一貫性が確保されるため、生産性と信頼性が大幅に向上します。