Constraint Entry Systemの統合によりPCBシステムのチーム設計に高い生産性を実現
2005年03月28日
−メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、 コーポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター)は本日、同社のPCBStandards設計フロー Expedition SeriesおよびBoard Station REに対して、次世代CES(Constraint Entry System)を組み込み、リリースしたことを発表しました。複雑なPCBシステム設計プロセス全体で物理的制約条件の定義、遵守、検証を可能にすること により、設計者の生産性と設計品質の向上を実現しています。CESは回路図入力から物理レイアウトまでPCBシステム設計フロー全体にタイトに統合されて おり、複雑な高速回路用設計規則や制約を検証エンジニア、設計者、ツールの間で効率的に伝達します。
F5 NetworksのSenior Design Engineer、Clint Haramesは次のように語っています。「トポロジを意識したCESにより、複雑な高速回路に対する制約の設定がずっと簡単に行えるようになりました。 制約入力に費やす時間は大幅に短縮され、製品を市場に早く投入できるようになりましたが、これでもまだCESの機能の一部を使っているにすぎません。今後 はCESのスクリプティング機能を使ってみたいと考えています。これによって制約入力時間がさらに短縮されるでしょう」。
メンターのCESは設計エンジニアとレイアウト設計者に制約の指定と検証のための統一されたインタフェースを提供します。CESはメンターのPCBシステ ム設計ソリューションに完全に統合されており、回路図入力からレイアウト、最終検証に至るまでシームレスな制約フローを提供します。制約は共通のGUIか らチーム・メンバーの使い慣れた用語で入力することにより、これに対して個別のツールからネイティブ・フォーマットで自動的にアクセスすることができま す。また、自動差動ペア検出や制約テンプレート等の機能により複雑な制約指定が格段に容易になり、生産性が向上します。CESを設計フローに組み込むこと により、高度な自動トポロジ機能や対話型チューニング・メーター機能も使用可能となります。
CESの重要な側面として、設計プロセス全体を通じて作成、変更可能な設計規則や制約をユーザーに提供できることがあげられます。これらの規則や制約は当 該デザインに関わる設計者やエンジニアが共通して使用、あるいは将来の設計で使用可能なIP(Intellectual Property)となります。このような物理設計用IPを単一のエントリ・ポイントからアクセス、管理し、再利用できることが、他のソリューションと CESとの大きな違いです。
CESは、双方向クロスプロービングもサポートしています。この機能ではスプレッドシート・ベースの制約インタフェースと回路図入力、レイアウトツール間 でネットや制約を選択し、ハイライトすることができ、設計者はネットや制約をネイティブな環境で確認できます。加えて、制約の値はフォワード/バックワー ド・アノテーション時に完全に同期化され、接続関係の変更もインテリジェントに反映されます。また階層構造の規則クラスを作成することにより、制約と設計 オブジェクトとの関連づけが容易になります。例えば、ネットはクラスレベルで単一の規則によって制約することができ、マニュアルで入力しなければならない 制約の数を大幅に削減できます。CESはユーザー定義、および事前定義済の自動トポロジもサポートしており、ピン順序の割り当てを迅速に行い、これを設計 プロセス全体で活用することができます。
「競争の激しい今日の環境において、お客様は常に設計期間と製品品質向上の圧力に直面しています。お客様からのニーズにお応えするため、メンターは設計課 題の克服を可能にする次世代ソリューションの開発を続けていきます。CESソリューションの優れた統合により、お客様は大幅な生産性向上と設計品質の改善 が可能になります」と、メンターのSystems Design Division、Vice President and General Manager、Henry Pottsは述べています。
| ● | PCBシステムについて | |
| http://www.mentorg.co.jp/products/pcb-system-design/ |
||
E-mail: mktg_mgj@mentor.com
ニュース/プレスリリース
- メンター・グラフィックス、重要な新機能を搭載したHyperLynx 8.2を発表 (2012年01月31日)
- 富士通セミコンダクター、メンター・グラフィックスのHyperLynxシグナル・インテグリティ・テクノロジをLSI-PKG-PCB協調設計の標準ツールとして採用 (2011年11月30日)
- メンター・グラフィックス、第23回Annual PCB Technology Leadership Awards受賞者を発表 (2011年11月25日)
- メンター・グラフィックス、第23回PCB Technology Leadership Awards参加受付けを開始 (2011年08月05日)
- メンター・グラフィックス、プリント基板の設計から製造までをサポートする業界初で唯一となるソリューションの実践的戦略を発表 (2011年05月26日)