メンター・グラフィックスのPCBツールが有害物質規制に対応
2005年07月26日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コーポレー ト・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター)は、OEM(original equipment manufacture)カスタマが特定有害物質使用制限指令(RoHS)を順守できるPCBツールのサポートを発表しました。メンターのソリューション によってOEMカスタマは、設計プロセスの最初から最後まで規制を順守することができ、費用がかさむ設計のやり直しを削減することが可能です。カスタマ は、フィルタをかけた検索やBOM(部品表)機能の導入に、柔軟な部品ライブラリ・データ・フィールドを利用することができ、RoHSに準拠した設計が可 能となり、設計のやり直しを避けることができます。メンターのDMS (Data Management System)、LMS (Library Management System)、そしてDxDataBookシステムでキャプチャした部品データを使って設計者は、PCB設計用に認証されて有害物質を使用していない部 品を検索することができ、製品中の有害物質の合計を含む仕掛品の部品表の作成もできます。
特定有害物質使用規制
RoHS規制は2006年7月に発効される予定で、エレクトロニクス・メーカーは鉛を含む6種類の有害物質の製品への使用を制限する規制に準拠していると 証明しなくてはなりません。現在、これらの材料はPCB製造の部品や組立て部分に使用されています。部品メーカーは、OEMに供給しているデータに、その 部品の構成材料を文書化するように求められています。この材料の内容を部品ライブラリ・データに追加し、RoHSに準拠した部品に目印を付けることによっ て、OEMは自社の設計者が正しい選択のために必要な情報を確実に得られるようにできます。
「規 制の発効まで1年以上になるかもしれませんが、多くのOEMは規制に準拠したプロセスを計画し、インフラストラクチャを整備し、自社の設計手法にRoHs に準拠した実例を盛り込み始めています。私たちはお客様が設計プロセス全体を通じてより効率的な方法で設計できる環境を提供することに努めています」と、 メンターのvice president and general manager of Systems Design DivisionのHenry Pottsは述べています。
基板材料に対する要求
メンターはまた、自社のカスタマがRoHSに準拠した新しい基板材料に変更することも支援しています。鉛フリーはんだに対応するため、現在PCBの外側の レイヤは内側と違う材料で作られています。これらの新しい材料は、設計者が遅延やシグナル・インテグリティ解析を行う際にその電気特性を正確にモデル化し なくてはなりません。メンターの自動レイヤ・スタックアップ解析は製造業者の材料データをもとにしており、それによって設計者は迅速かつ正確に新しい混成 の例や・スタックアップをモデル化することができ、高速のシグナル・インテグリティやEMIの解析を正確に行うことができます。さらに、特別な部品配置 ルールや新しいはんだマスクの構造はメンターのBoard Station、ExpedtionおよびPADS といったPCBレイアウトおよび製造チェック製品に従います。
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