マニュアル設計PCBのレイアウト・プロセスに大変革をもたらす新しいトポロジ・ルータ技術
2006年07月20日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コー ポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター・グラフィックス)は本日、エンジニアの知識、基板設計者のスキル、自動配線 ツールの処理能力を組み合わせた、革新的な新配線技術を発表しました。このトポロジ・ルータは、エンジニアのガイドラインに従ってバス・トポロジ配線を行 い、その後CAD設計者のマニュアル編集を模した処理を自動的に行うことにより、クリーンかつ整然としたバス構造を作成することができます。
「30年前に自動配線技術が最初に登場して以来、エンジニアのガイダンスに従って熟練した基板設計者が行うような配線の能力と仕上がりに近づけることは、 業界の目標でした。」メンター・グラフィックスのSystems Design Division、Vice President and General ManagerのHenry Pottsはこのように述べています。「ある主要ユーザーからの多大なるご協力の下、弊社はこの目標を達成し、PCBの生産性のみならず品質、性能をも向 上することのできるツールをユーザーに提供できるようになりました。今回の最初のリリースではバス配線に重点を置いていますが、今後この機能を他のイン ターコネクト構造にも対応させていく予定です。」
トポロジのプランニングと配線
メンター・グラフィックスが発表したトポロジ・ルータ技術は、次の2つのアプリケーションから構成されます。1つはトポロジ・プランナであり、これはエン ジニアがPCB上のバス・システムおよびサブ・システムのインターコネクトをプランニングし、最適化するために利用するツールです。このツールを使ってエ ンジニアは性能とレイアウトを最適化した論理的パス経路をプランニングし、部品配置を補完することができます。エンジニアは、従来このような配置およびバ スの経路を紙にスケッチし、基板設計者に対する配線上の指示として提供していました。
もう1つのアプリケーションであるトポロジ・ルータは、エンジニアの定義したパス経路に正確に従ってバス・インターコネクトを自動的に配線します。配線結 果は、熟練した設計者がマニュアル配線することによってしか通常得られないような構成と品質を備えたものになります。その結果、設計サイクルの大幅な短 縮、設計者の生産性の向上、基板品質の向上、ならびに最適なパフォーマンスが実現されます。また、バスのパスは設計データベースに永続的に保存されますの で、PCBをインクリメンタルに編集あるいは将来的に再利用する際にもバスの再入力、再配線の必要がありません。
提供時期
このトポロジ・ルータは、現在一部のユーザーに対して限定的にリリースされており、2006年第四四半期にはExpedition EnterpriseおよびBoard Stationフローに対するオプションとして正式リリースされる予定です。
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