Tessent IJTAG

IEEE 1687(IJTAG)規格はさまざまな組み込みIPをテストするという複雑なニーズに対応するために策定されました。IEEE 1687はIPインタフェースを規定する言語とIPの相互接続方法を標準化するための規格です。またIPの動作やテストのパターンを記述する言語も規定します。IEEE 1687は、標準で規定すべき部分とツール開発者の裁量にゆだねるべき部分とを明確に区別して定義された規格です。

 

Mentor Enterprise Verification Platform  

Tessent IJTAGはIEEE 1687を具現化するはじめての製品です。単にIEEE 1687の規定をツールとして具体化するだけではなく、規格で定義されている以上の、自動化をはじめとした各種機能を備えています。Tessent IJTAG は任意の数のIEEE 1687準拠のIPブロックを組み合わせて階層化された統合ネットワークを構築する手順を簡略化し、トップレベルのアクセスポイントから、シングルビットパスで各ブロックにコマンド(パターン)を送ることができるようにします。IEEE 1687に精通していなくてもTessent IJTAGによってIEEE 1687 に準拠したデザインを実現するための最善のソリューションを手に入れることができます。

特長と利点

  • さまざまなIPプロバイダが提供するIEEE 1687準拠の組み込みIPを統一された方法でアクセス/利用できる
  • 組み込みIPの選択肢が広がる
  • IEEE 1687に準拠したIPの統合を推進し、設計期間を短縮する
  • トップレベルネットワーク中のIPにアクセスするサイクルカウントを最小化する
  • TessentツールでDFTを行ったIPと、IEEE 1687に準拠したサードパーティ製IPに 共通の統合フローとアクセスネットワークを提供する

ユーザモデル

Tessent IJTAGは製品開発チームの全員がメリットを得られるソリューションです。

IPプロバイダ

Tessent IJTAGにより規格に確実に準拠することができます。Tessent IJTAGを使用してシミュレーション用テストベンチを構築し、IPの機能の妥当性を確認することもできます。

故障診断/解析エンジニア

階層深く組み込まれたIPや電力あるいは温度センサーのようなチップ上の計測IPにアクセスするためにもTessent IJTAGは有効です。設計上どのようにIPが組み込まれているかが不明な場合や、VerilogやRTLの設計ファイルがない場合でも、組み込みIPに対するスティミュラスを手早く追加することができます。

チップ設計者

IPの相互接続を表すIJTAGネットワークファイルを手作業で作成することなく、IEEE 1687に準拠した、さまざまな調達元のIPをデザインに取り込むことができます。Tessent IJTAGは完全自動でIJTAGネットワークファイルを作成してくれるので、 IEEE 1687への対応をツールに任せて、設計作業に集中することができます。

テストエンジニア

Tessent IJTAGを使って、IJTAGネットワークに接続される、規格準拠のIPを統合およびテストできます。Tessent IJTAGは、IPテストを実装するためのテストサイクルを最小にすることを目標にしています。生成したパターンをシミュレーション用テストベンチに適用することも、STILなどの、テストパターン形式として保存することもできます。

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