輸送システムのモデリング

急増する電子コンテンツに対応する輸送システムメーカー各社は、システムの複雑性に対処し、設計プロセスの自動化をさらに進め、信頼できるシステム統合とコンポーネント設計を迅速に実現する必要があります。ハードウェア、ソフトウェアおよびメカトロニクス・システムの自動化と検証は、単なるECU設計の自動化という枠を超え、ハードウェア、ソフトウェア、コンポーネントとシステムをつなぐネットワークの連携に焦点をあてたものでなければなりません。

システムの複雑化が進むと、その反面、製品差別化のための機能をサポートするソフトウェアへの依存度が高くなります。また、電気コンポーネント、電子コンポーネント、組込みソフトウェア・コンポーネントの設計においても自動化の改善に取り組むことが求められており、そのためには、実ハードウェアへのインタフェースを備えたソフトウェアのモデル化、シミュレーション、検証、テストを実行するための、信頼性の高い安定したソフトウェア開発環境が必要です。

 

SystemVision

SystemVisionは、メカトロニクス・システムの設計と解析のための機能がすべてそろったツールです。ソフトウェア、電気、機械といった複数のドメインにまたがるアプリケーションを対象として開発されたSystemVisionは、自動車の設計にとって理想的なソリューションです。乗用車、トラック、トラクターは、実際には、大小さまざまなコンポーネントが相互作用する1つのシステムであると考えられます。

SystemVisionモデリング環境は、自動車設計プロセスの各レベル(機能レベル、アーキテクチャ・レベル、実装レベル)に対応し、その基礎となるシステム設計のあらゆる側面を網羅しています。