Magneti Marelli、SystemVisionを使った安全機能シミュレーションにより設計と検証の期間を短縮

2005年10月12日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社:米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:東京都品川区、コーポ レート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウイリアムス、以下メンター)は、国際的な車載エレクトロニクス・メーカーMagneti Marelli Powertrain S.p.A. がメンターの新しいミックスシグナル・モデリングおよびシミュレーション環境SystemVisionを含む製品を同社のASIC(特定用途向けIC)開 発フローに統合することにより、設計およびシミュレーション期間を30%短縮することに成功したと発表しました。

「Magneti MarelliのPowertrain部門はメンターのSystemVisionならびにModelSimを使用し、エンジン制御システムの開発期間を 30%削減短縮することに成功し、設計したコンポーネントは初回のリリースで完全に動作しました」と、Magneti MarelliのMethodology Manager of R&D Hardware Development、Edoardo Martelli氏は述べています。

Magneti Marelliはマルチビジョン/マルチドメイン対応設計ソフトウェアであるSystemVisionを用いて、新しいデジタルASICのコアを設計し、 検証するための安全機能シミュレーションを含めたメカトロニクス・シミュレーションを行いました。SystemVisionはVHDL-AMS、 SPICE、Cを含む業界標準言語をサポートしたバーチャル・ラボを提供することにより、アナログ、デジタル、およびミックスシグナル・システムの開発と 解析を可能にします。

Magneti Marelliでは、メンターのHDL Designerを設計入力用に、ModelSimをデジタル・シミュレーションに使用しています。これらのツールは分散した設計チーム間でのASIC開 発を効率化し、IPの迅速な理解と簡単な利用を可能にすることで実用的な設計再利用を実現します。Magneti MarelliではHDL Designerで作成されたVHDLファイルをSystemVisionに読み込みます。メンターのソリューションはトリノ市(北イタリア)近郊のヴェ ナリア・リアレにあるMagneti MarelliのPowertrain研究開発施設で採用されました。このサイトは特殊な車載アプリケーション向けのICを設計、開発しています。また、 ECU(Electronic Control Units)やセミ・オートマチックのトランスミッション制御システムの開発も行っています。

SystemVisionの主要な特長は以下の通りです:
・ HDL DesignerからVHDLコードをドラッグ&ドロップによりインポート
・ VHDL-AMSおよびSpiceモデルを使った社内ライブラリの徹底活用
・ SystemVisionとModelSim間の協調シミュレーション機能
・ プロトタイプ作成前にシステム全体のシミュレーションが可能
・ 信頼性と堅牢性の向上

Magneti Marelliについて
Magneti Marelliは自動車産業向けハイテク・コンポーネントならびにシステムの開発、製造で国際的に市場をリードする企業です。Magneti Marelli Powertrain S.p.A.は内燃エンジン(ガソリンならびにディーゼル)の制御、ならびにトランスミッション制御のためのコンポーネントおよびシステムを設計、開発し ています。同社はルノー、シトロエン、フィアット、フォード、フォルクスワーゲン、アウディ、シート、BMWローバー、ダイムラー・クライスラー、GMオ ペル、ボルボ、サーブ、日産、トヨタ、大宇など、世界の大手自動車メーカーに製品を供給しています。


システム・モデリングについて
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